商品コード:1371-028t[ETERNA] M.アブラヴァネル/ マーラー:交響曲8番「一千人の交響曲」

[ 1371-028t ] Gustav Mahler – Sinfonie Nr. 8 Es-dur ("Sinfonie Der Tausend")


通常価格:¥ 6,600 (税込)

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商品コード: 1371-028t

作品名:マーラー:交響曲8番「一千人の交響曲」
演奏者:M.アブラヴァネル指揮ユタso./ユタ大学cho. J.クレイダー/L.オウエン(s)N.ウィリアムズ(a)S.コーク(t)M.スミス(bs), 他
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:825 841-2
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのステレオ・オリジナル】---黒/銀, グルーヴガード重量厚, スタンパー/マトリクス:1A/2C---以降省略, 1968年頃製造分(最古), V字ステレオレーベル存在せず
ジャケット:【旧東ドイツでのステレオ・オリジナル】---長ステレオ見開中入両面紙W, ジャケ裏年号:AG 511/01/68(最古)
トピックス:1963年12月米国ユタ州ソルトレイク市・Mormon Tabernacle, Salt Lake City, Utah, USA・にてモノラル/ステレオ録音, 米国では1964年Vanguard Recording Society, Inc.によりコピーライト登録・同年VANGARD:不明/VSD-71120-1にて初リリース, 旧東ドイツでは1968年ライセンス製造にてETERNA:820 841-2/825 841-2(当装丁)にて初リリース, ETERNAでの初回マーラー:交響曲全集の一つで多くが他社音源だった・但しETERNAで独自のマスタリングを行いETERNAサウンドに仕上がっている, 初回マーラー:交響曲全集の中でVANGARD音源はこの1曲だけ

商品詳細:アメリカVanguard社が音源を持つマーラー:交響曲8番。欧州ではPhilips。ETERNA最初のマーラー全集の中の一つ。この8番のみが、何故か米音源を使っている。それは、この交響曲の規模による。「千人交響曲」と副題の付く大規模な構成だけに、そう簡単に録音ができるわけではない。その為、8番の録音は少なく、この時代では最良の録音だったのだろう。プレスは全てETERNAのスタンパーに作り直され、ETERNAサウンドに仕上がっていて、オリジナルより上か?最初のマーラー全集は他社音源を多く使用して1970年までに全曲発売に間に合わせた。ETERNAで全曲揃える方には必要となる2枚組LP。当然オリジナルのVanguardレーベルより聴きやすいと思われる。欧州では他にPHILIPSからも発売された。それだけ8番の録音は貴重だったのだろう。指揮者のモーリス・アブラヴァネル(1903-1993)は、1920年代からドイツで活躍を始めたがユダヤ系だった為に社会不安を避けてフランスに移住。やがてフランスでも反ユダヤ主義が勃興した為、今度はオーストラリアに職を求めた。当地でいくつかの歌劇場を立て直し、評判と名声を得た。そしてアメリカに渡る。1946年アブラヴァネルは、ユタ州ソルトレイクシティにあるユタ交響楽団が指揮者を募集しているのを知るとこれに応募。以後、引退する1979年まで、30年以上に亘って同楽団と密接な関係を築いた。殆どは米VANGUARDの録音。このオケで1963-74年の約10年間でマーラー全曲録音を行った。正直オケは全米トップ10にも入らないローカルオケなのだがB.ワルターの助手時代に鍛えた手腕でまるでワルターが演奏しているかのように聴こえる。素人同然の山の中のオケを生涯をかけてここまで育てた意思の塊のような指揮者。米VANGUARDが全曲録音に選んだ理由がわかる。人間味溢れた魂のこもった演奏を見逃してはならない。

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