商品コード:1371-001b[CBS] G.グールド(pf) / バッハ:イギリス組曲B.806-811

[ 1371-001b ] Bach / Glenn Gould ‎– The English Suites - Les Suites Anglaises - Englische Suiten


通常価格:¥ 1,100 (税込)

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商品コード: 1371-001b

作品名:バッハ:イギリス組曲(全6曲)/第1番 イ長調 BWV 806, 第4番 ヘ長調 BWV 809, 第5番 ホ短調 BWV 810 | 第2番 イ短調 BWV 807, 第3番 ト短調 BWV 808, 第6番 ニ短調 BWV 811
演奏者:G.グールド(pf)
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:CBS
レコード番号:S 79208
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, 箱入り2枚セット, 2 single records in box
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:第1面5時に小16回出る小スレ, 第2面6時に無音スレ, 第3面8時に3分程度出る1cmのスレ, 第4面の4時/7時/12時に微かに9回出るシミあり
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---灰Masterworks, 外周2cmに低い盛上り, グルーヴガード, Ⓟ1977, スタンパー/マトリクス:CBS 76571-A/CBS 76571-B2・CBS 76572-A2/CBS 76572-B, 1977年頃の製造分(最古)
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---外周5面黒クロス紙表箱, 10時に地色ベース□STEREO □CBS マーク 〇Masterworks, リブレット付
トピックス:1973年3月11日・11月4/5日(第1番), 1974年12月14/15日・1975年5月23/24日(第4番・第5番), 1971年5月23日(第2番), 1974年6月21/22日(第3番), 1975年10月10/11日・1976年5月23/24日(第6番)カナダ・トロント・イートン・オーディトリアムでのステレオ録音, 録音技師:Kent Warden /Frank Dean Dennowitz, プロデューサー:Andrew Kazdin, 美術監督:Allen Weinberg /David Rossiter, 米国では1977年Columbia Records :M2 34578(灰MasterworksレーベルWジャケット入り)で初リリース, ドイツでは1977年独CBS:S 79208(当装丁)にて初リリース, 欧州では1977年オランダとドイツの2種のみ同一番号にて初リリース, 英国・フランスでは製造されず独またはオランダ盤が流通, ロシアでは1980年MELODIYA:S10—13103-06(ゴシックレーベル)で初リリース, 欧州で青eyeレーベル存在せず, イギリス組曲1番のみS 76371・オムニバス盤あり, ドイツでは1980年代に入りM2 39682(グールド/バッハ録音集Vol.3)で再版

商品詳細:パルティータは1枚ずつの古いプレスが初出の為、オリジナルで揃えることは大変である。イギリス組曲はパルティータよりしばらく後の録音になる(1971-6年)為、単売は存在せず、単純に2枚組を入手して終わりである。欧州ではドイツとオランダで別々に製造・発売されたがどちらも箱入り2枚組で、レーベルデザインは殆ど同じで箱も同一デザインで紙質が異なるだけである。ドイツ/オランダ盤の音質は米国プレスに比べふっくらしたボディの豊かな厚みのある音質。米国プレスよりクリアーさで劣るものの豊かな味わいはこちらが上。グールドの欧州盤は概して柔らかな音になる傾向が強い。角の立ったシャープな音が好みの方には米国版が良い。どちらを取るかは好みの問題で、まったく性質が異なるのでそこにアナログの面白さがあるとも言える。イギリス組曲は米/欧どちらも2枚で全曲。フランス組曲は米/欧で枚数が異なる。大抵早足で駆け抜けるグールドだが、この曲集は意外にもゆっくりと語るように演奏している。ファンには無くてはならない録音。例によって、鼻歌まじりのグールドのピアノは今となっては懐かしさを憶える方が多いかも知れない。CDや日本盤で洗練を受け、オリジナルに辿り着くというのも道程の一つだと思う。ドイツとオランダ盤の2種が同時に入荷した際に比較試聴してみた。結果はほぼ同じ音質。しいて言えばオランダ盤の方がより柔らかいニュアンスが含まれてゆったりした印象を受けた。マトリクスが全く違うので、音質が異なるのは当然だが、それを加味すれば全く異なる原盤からここまで近しい音になることが不思議といえば不思議。かなりマニアックな話だが、柔らかい雰囲気を求めるならオランダ盤。固めのすっきりした音は米国盤、オランダ盤に近いが、ややシャープでパワーのあるドイツ盤という結果になる。1980年にMELODIYAからも出ているので興味を引くところ。尚それぞれの再版となるとまた話は別なのであくまでオリジナルLPに限った話である。グールド節全開で演奏されるイギリス組曲はよくも悪くもグールド・オンリーワンの世界感である。あくまでグールド・ファン向けのLPであり、決して普遍的演奏ではない点を留意されたい。

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