商品コード:1373-032n[MELODIYA] V.ピカイゼン(vn)/D.シャフラン(vc)/ カバレフスキー:Vn協奏曲, Vc協奏曲2番
商品コード: 1373-032n
商品詳細:過去にETERNA盤が1度入荷したことがあったが本家のMELODIYA盤は今になって初めて入荷した。A面がカバレフスキー:Vn協奏曲で、ヴィクトル・ピカイゼン/F.マンスロー指揮モスクワpo.の録音。Vn協奏曲はオイストラフ/カバレフスキー/ソビエトso.がモノラル録音していてピカイゼンはMELODIYAで2度目の録音となった。B面はカバレフスキー:Vc協奏曲2番で、こちらはダニイル・シャフランのソロ、カバレフスキー本人の指揮でレニングラードpo.を振る。カバレフスキー:Vc協奏曲1番もダニイル・シャフランのソロ、カバレフスキー本人の指揮モスクワ放送o.でモノラル録音していた。2番はMELODIYAでも唯一の録音である。両面ともに当時代の名手がソロをとった録音となったわりにはプレスが少なく希少な盤である。西側ではカバレフスキーの録音はほとんどないといってよい。ドミトリー・カバレフスキー(1904- 1987)は ロシア帝国、サンクトペテルブルク生まれの作曲家。ソビエト作曲家同盟をモスクワに創設するのに尽力するなど、ソビエト連邦公認の芸術家として、作曲界で権勢をほしいままにした。モスクワ音楽院に進み、ニコライ・ミャスコフスキーに作曲を、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルにピアノを師事。同年、学生作曲家創造集団(Prokoll)に入会。戦後のカバレフスキーの代表作は、青少年向け・児童向けであることが多い。日本において最も知名度の高い《道化師》は、その「ギャロップ(道化師のギャロップ)」がしばしば小学校の運動会のBGMに利用されてきた。カバレフスキーはすべての音楽ジャンルに作品を残している。作品はみな、ソ連のリアリズム路線に忠実で、通俗的であるとされている。1948年作のVn協奏曲は始まるとすぐに独奏ヴァイオリンが勢いよく飛びだす。3楽章形式。ほぼロシア人奏者のレパートリーになっている。1964年作のチェロ協奏曲第2番はダニイル・シャフランを念頭において作曲され、シャフランに献呈された。ソビエト連邦の青年に捧げられた第1番に比べると、はるかに大規模で晦渋な内容となっている。演奏時間も約30分を要する。ほぼシャフランの曲という認識になっている。チェロがピッツィカートで主題を奏でる特徴的な主題で始まる。3楽章構成だが全ての楽章がアタッカで接続されており、接続部にカデンツァが置かれているのが特徴である。その為切れ目なく演奏される。過去にシャフラン以外の録音の入荷はない。MELODIYA盤の入荷も今回初という希少タイトルである!
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