商品コード:1374-047[VSM] T.ビーチャム/ ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14

[ 1374-047 ] Berlioz - Sir Thomas Beecham, Orchestre National De La Radiodiffusion Française – Symphonie Fantastique


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商品コード: 1374-047

作品名:ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14/第1楽章「夢、情熱」(Rêveries, Passions)--第2楽章「舞踏会」 (Un bal)--第3楽章「野の風景」 (Scène aux champs)の前半-- |--第3楽章「野の風景」 (Scène aux champs)の後半--第4楽章「断頭台への行進」 (Marche au supplice)--第5楽章「魔女の夜宴の夢」 (Songe d'une nuit du Sabbat)
演奏者:T.ビーチャム指揮フランス国立放送o.
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 053-00150
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ再版】---赤白SCニッパー段なし小STEREO (-Ce disque peut être utilisé avec un lecteur MONO), グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:21i/22B, 1969年製造分Pathéプレス
ジャケット:【フランスでのステレオ再版】---折返表コートペラ, ⓅⒸなし
トピックス:1959年11月30日~12月2日パリ・サル・ワグラムでの2回目のステレオ録音, 録音技師:Paul Vavasseur, プロデューサー: Victor Olof, 英国では1959年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlese・Englandによりコピーライト登録・同年ステレオのみHis Master's Voice:ASD 399(W/Gレーベル)にて初リリース→SXLP 30295, 旧モノラル録音との混同を防ぐため英/仏ともにモノラルは未発売, フランスではLa Voix De Son Maître:ASDF 198(銀大ニッパー段付大STÉRÉOレーベル・棒付厚手ボード・ジャケット入り)にて初リリース→中間部分不明→1969年2C 053-00150(赤白SCニッパー段なし小STEREO・折返表コートペラジャケット入り)にて再リリース・当アイテム→1972年頃同一番号でカラー切手ニッパーレーベルに変更, 中間部分が存在すると思われるが未入荷の為不明, ビーチャムは同じオケと1957年11月8-9日・1958年5月14日の旧モノラル録音(パリ・サル・ワグラム)あり・ALP 1633/FALP 591

商品詳細:ベルリオーズの幻想も名盤の多い曲であるが、ビーチャムの手法は古典的英国紳士そのものであるように思う。ビーチャムはわざわざパリに出向き、フランス国立放送o.を振ったフランス録音。ゆっくり進め、敢えて、これ見よがしな盛り上がりを作らずとも、オケに語らせたといった所か。英国では勿論ASD番号で発売されたオーディオファイルプレスで音質の素晴らしさはトップレベル。モノラルのビーチャムとは別人のようだ。現代的なスピード感のある幻想も良いが、このまったりと泰然とした幻想は二度と作れまい。1957-8年に同じオケと録音したモノラル旧録音があり、これは1959年の2回目録音となる。初出ステレオ盤はASDF 198/ASD 399の高額LP。当時ビーチャムはベルリオーズ協会の会長を務めていて、僅か1-2年の間に同じオケと2回録音したのも頷ける。この曲はフランスのオケでないとダメだという信念があったようである。しかしスタイルは英国紳士たる中庸美を保っていて、オケを爆発寸前まで鳴らし切ることはせず節度を持った演奏になっている。特に管楽器の音は英国とは大きく異なるらしく、後半の要となるファンファーレではフランスの音を使いたかったのだろう。やはり管楽器には艶が出ていて「幻想交響曲」らしさという点では譲れないものであったのだろう。名盤ひしめく「幻想交響曲」だが、ビーチャム盤はベルリオーズ協会の会長を務めた英国指揮者がフランスのオケを振った録音という点で、一つの重要な録音といえる。悲鳴を上げる激しいオケの絶叫だけが名盤とは限らないという見本のような落ち着いた安定感抜群の演奏!

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