商品コード:1375-061p[DGG] ケッケルトQt. / ハイドン:6つの弦楽四重奏曲 Op.20(太陽四重奏曲・全6曲)
商品コード: 1375-061p
商品詳細:これはステレオ期1965/1966年の録音。Op.20の6曲は「太陽四重奏」と呼ばれる。連番2枚で全曲が揃うのは初。アマデウスQt.程堅くなく、イタリアQt.ほど明るくないドイツのスタイルは、ここでも健在。バランスが非常に良く、長く付き合えるハイドンだ!ケッケルトQt.の数少ないステレオ録音。ケッケルト弦楽四重奏団は1950年代初頭にドイツ・バンベルクで発足した団体で全員バンベルクso.(当時の名称はプラハ・ドイツpo.)のメンバー。ルドルフ・ケッケルト(チェコ人)/ヴィリー・ビュヒナー/オスカー・リードル/ヨーゼフ・メルツの4人で1953年5月~1956年11月までにベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲モノラル録音を行った。このステレオ録音のハイドンは第2ヴァイオリンが息子のルドルフ・ケッケルト・ジュニアに変更されたあとのもの。リーダーのルドルフ・ケッケルト(1913-2005)は ボヘミアのアウシッヒ近くのヴェルケ・ブジェズノ(現チェコ領)の生まれ。1938 年までプラハ音楽院のマスター クラスで学び、1939 年から 1945 年までプラハ・ ドイツ ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。第二次世界大戦後はレオポルト・モーツァルト音楽院(アウグスブルク)でヴァイオリン演奏の教授も務めた。 そこで アウグスブルクの地元オーケストラのコンサートマスターを務めた。このオケは1952 年にはバイエルン国立交響楽団という名前に変更された。ケッケルトは1949 年から 30 年間バンベルク交響楽団のコンサートマスターを務めた。1939 年、ケッケルトと元学生仲間は「ズデーテンドイツ弦楽四重奏団」を設立し、後に「プラーガー弦楽四重奏団」と改名。この団体は、1947 年からケッケルト四重奏団という名前でバンベルク(1949 年からミュンヘンを拠点)で演奏し、その後数年間に数多くのコンサートで名を馳せた。1950 年、ルドルフ ・ケッケルトは、アントン ・ブルックナー (1824-1896) による、これまで知られていなかったハ短調の弦楽四重奏曲を発見し、1956 年にウィーンで出版した。DGGで最初のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集を録音して名を馳せた。ハイドンは1965-6年のステレオ期に録音された。渋さと適度な歌謡性が上手くバランスした1960年代最高ランクの演奏といえる。
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