商品コード:1375-030[Club Français] G.セバスティアン/ ワーグナー:マイスタージンガー序曲, ジークフリート牧歌, 「神々の黄昏」組曲

[ 1375-030 ] Wagner /Georges Sebastian – Les Maîtres Chanteurs De Nuremberg / Siegfried Idyll / Le Crépuscule des Dieux


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商品コード: 1375-030

作品名:ワーグナー:楽劇「マイスタージンガー」~序曲, ~ジークフリート牧歌 | 楽劇「神々の黄昏」組曲(編曲不明)--夜~夜明け「ジークフリートとブリュンヒデル」~ジークフリートのラインへの旅~神々の終末
演奏者:G.セバスティアン指揮パリ音楽院o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Club Français Du Disque
レコード番号:2311
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版】---赤白/黒, 3時にSTEREO COMPATIBLE(ラウンド黒文字), グルーブガート厚, マトリクス/スタンパー: 1Y D2 380/2Y D3 380, 1967年頃の製造分仏PHILIPSプレス
ジャケット:【フランスでのステレオ・第2版】---共通デザイン両目紙ペラ, ジャケ裏年号なし, 元々リブレットは添付していな・別売小冊子CADENCES No.4のコピー付き, ⓅⒸなし
トピックス:1962年頃パリでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1963年頃Le Club Français Du Livreによりコピーライト登録・同年Le Club Français Du Disque:311/311(赤白/黒・白字ステレオロゴレーベル・正規Princeps 4・ジャケット入り)にて初リリース→1967年頃2311に番号変更され・赤白/黒・3時にSTEREO COMPATIBLEレーベル・当ジャケット入り(当アイテム)になる, ワーグナーVol.2は375/375(南西ドイツ放送o.), 仏MUSIDISCから再版が出ている, HMV:BLP 1035にK.フラグスタート(s)との1951年モノラル10"あり(別録音), 独DGG:30 432 EPL・モノラル7"あり(別録音)

商品詳細:あちこちに少しづつ録音を残すが、日本では無名の指揮者、ジョルジュ・セバスティアンは1903年ハンガリー生まれ。ブダペスト音楽院でバルトーク、コダーイに学び、1922年ミュンヘン歌劇場でB.ワルターに師事。その後1946年パリ・オペラ座の首席に。以後オペラ・コミック、フランス国立放送o.等を指揮。クリュブ・フランセには6点を残す。珍しいワーグナーはパリ音楽院oを振る311と南西ドイツ放送o.を振る375がある。テンポを変えず端正に穏やかなワーグナー。上品かつ流麗。A面は「マイスタージンガー」~序曲とジークフリート牧歌の2曲。B面は「神々の黄昏」のオーケストラ組曲となっている。ワーグナー自身は組曲を編曲していない。ここでは編曲者の記載はないが、過去に「神々の黄昏」のオーケストラ組曲の編曲を行った人物はユーゴスラビア出身の指揮者ロヴロ・フォン・マタチッチ( 1899 – 1985)が知られている。主に3場面を繋いで組曲らしくしたもので組曲の録音は少なく、これまでにマタチッチ編曲しか入荷がない。マタチッチ自身のチェコpo.との録音ではマタチッチ編曲と記載があるのだが、記載がないということは恐らくマタチッチ編曲版とみて間違いなさそうである。そうでない場合はジョルジュ・セバスティアン自身の編曲の可能性が出てくる。他の指揮者は楽劇「神々の黄昏」~有名曲である「ジークフリートとブリュンヒデル」や「ジークフリートのラインへの旅」などの有名管弦楽曲を単独で録音する事がほとんどである。片面全て使って3~4曲を切れ目なく繋いだ組曲を録音したLPは多くない。単独演奏と組曲とはさほど大きな違いはないと思われる。マタチッチ編曲では有名な4曲を繋いで演奏しているようである。セバスティアンもそれに習ったスタイルと思われる。楽劇「神々の黄昏」となると非常に長丁場になる作品である。LP片面に収まる組曲はその意味で一つの大交響詩のような構成で楽劇「神々の黄昏」の世界観が味わえるエコな編集なのである。SUPURAPHONのマタチッチ盤が最も重要といえるが、セバスティアン盤も聴いた限りでは愉しめる演奏である。珍しい楽劇「神々の黄昏」組曲を是非お試し戴きたい!実に自然に組み合わされ堂々とした一つの曲として再構成されていることに気が付くはずである。

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