商品コード:1375-011[Chant du Monde] L.コーガン(vn)/P.コーガン(vn)/ バッハ:Vn協奏曲1番B.1041&2番B.1042, 2Vn協奏曲B.1043
商品コード: 1375-011
商品詳細:1970年頃モスクワで録音されたコーガン親子共演のバッハ:Vn協奏曲集。1番B.1041のソロは息子のパヴェル、2番のソロは父レオニード、3番の2台Vn協奏曲は当然2人で演奏。息子が第1Vnで父が第2Vnを担当して、親が子供を引き立てる演出になっている。オイストイラフ親子も同様の録音を行っていて、役割も同様である。問題は指揮者だが記載がなく、オケもソビエト放送o.から選抜された少人数のアンサンブル・ソリスツなのでヴァイオリン奏者と顔を突き合わせての演奏が可能出るため、敢えて指揮者をおく必要がない規模の演奏である。従って本来は弾き振りと考えられるが、曲によりソロが変わる為、敢えて指揮者なしとした。旧ソ連では1971年にCM 02995のDLレーベルにて初リリース,西ドイツではEurodiscから85 953 MK、フランスではLe Chant du MondeからLDX 78562で発売された。親子共演の良し悪しはケースバイケースだが、この録音は比較的上手くいった内容といえる。レオニード・コーガンは1955年ロンドンで、妻のエリザヴェータ・ギレリス(Vn)/オットー・アッカーマン指揮 フィルハーモニアo.とやはり2台Vn協奏曲B.1043を録音している。それだけでなく、L.コーガン/E.ギレリスのデュオは1959年にもモスクワでR.バルシャイ指揮 モスクワ室内o.と3曲の録音をしている。2台Vn協奏曲B.1043に限ってはL.コーガンはこれが3回目の録音で、これまで全て身内との録音となる。息子との共演は最後となったが内容の劣化は意外に大きくなく、1970年頃録音としてはトップランクの演奏といってよい。大物Vn奏者によるバッハの協奏曲となれば決して安価ではないが、レオニード・コーガンという一流ソリストのソロがこの価格で聴けるLPは多くないはずである。録音年代と希少性の度合いで価格は決まるが、この内容でこの価格は非常に安価といえる。
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