商品コード:1376-010[DGG] トリエステ・トリオ / モーツァルト:Pf三重奏曲4番K.502, ラヴェル:Pf三重奏曲 イ短調

[ 1376-010 ] Mozart, Maurice Ravel, Trio di Trieste – Klaviertrio B-Dur KV 502 - Klaviertrio A-Moll Trio In A Minor


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商品コード: 1376-010

作品名:モーツァルト:Pfトリオ4番K.502 | ラヴェル:Pfトリオ イ短調
演奏者:トリエステ・トリオ
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:18 584 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのモノラル・オリジナル】---チューリップALLE 内溝, ▽M33, フラット重量, スタンパー/マトリクス:18 584 A/18 584² B, Time Code:G9/H9, 1959年頃製造分(モノラル最古)
ジャケット:【ドイツでのモノラル・オリジナル・タイプ】---薄色2色刷り・共通デザイン両面ツヤペラ, ジャケ裏年号:12/59(モノラル最古ではない・9/59あり)
トピックス:モーツァルト:1959年3月7日/ラヴェル:1959年3月7-12日ドイツ・ハノーファー・ Hanover, Beethovensaal・でのモノラル/ステレオ録音, 1959年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHによりコピーライト登録・同年モノラルがDGG:18 584 LPM(当装丁・裏年号9/59のジャケット入り)にて初リリース, 同年ステレオ:138 054 SLPM(チューリップALLE 内溝レーベル・フラット盤・薄色2色刷り・コンパチ・ステレオシール付き・裏年号9/59のジャケット入り)にて初リリース, これは1959年製造のモノラル・オリジナル盤が1959年12月製造のモノラル・オリジナル・タイプ・ジャケットに入るケース, トリエステ・トリオのモーツァルトは K.542とK.502(DECCA)の2曲のみの録音, ラヴェルが特に良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:イタリアの音楽家達は、モーツァルト、バッハはもとより、ベートーヴェンやブラームスでさえ楽しく演奏する術を心得ている。だからイタリア人の演奏は、たとえ深刻な曲でも落ち込まずに済む所がある。それでいて音楽が聴き手に浸透し、いつの間にか感動をもたらしてくれる。トリエステ・トリオ(トリオ・ディ・トリエステ)の録音。この団体はDGGに録音が多いが、初期にはDECCAにも録音があった。イタリア気質の明るく明快だが心の機微をも表現した理想的な演奏。同じイタリアにはボルツァーノ・トリオもおり、彼らの盤も幻の盤となり高騰しているが、それと同等の内容を持つ。イタリアの団体は不思議とドイツ/オーストリア系作品を上手に表現する。トリエステ・トリオは1933年イタリアのアドリア海北端にある都市トリエステで結成された団体。結成当初はメンバーは皆12歳だったらしい。初代メンバーはViolin:レナート・ザネットヴィチ( Renato Zanettovich)/Piano :ダリオ・デ・ローザ(Dario De Rosa)/Cello: リベロ・ラーナ(Libero Lana)。1960年代前期にチェロがアマデオ・バァルドヴィーノ(Amedeo Baldovino)に変更になる。以降半世紀にわたって同じメンバーで活動を続けた。1950年代後期に彼等はDGGに移籍し1960年代中期頃まで録音を残した。少なくとも両レーベル合計で17曲は録音を行った。イタリアの団体らしく、明るい音色で陽性の音楽が出てくる。ゆったりしたテンポで奏でる何とも味わい深い演奏で、各個人がかなり名手であることが解かる。ヴァイオリンのレナート・ザネットヴィチはソリストとして十分に一人立ちできる音楽性を持っている。ピアノのダリオ・デ・ローザはよく回る指裁きでトリオの表情を作っていて、是非ピアノ・ソナタを聴いてみたいと思うピアニスト。これは無視できない素晴らしい演奏!クララ・ハスキルと親交が深く、ハスキルが絶賛していたトリオである。これはモノラルとステレオ盤の2種が出ているが、今回はモノラル盤。より求心力が感じられる厚い中音域が充実している。 トリエステ・トリオのモーツァルトは K.542とK.502(DECCA)の2曲のみの録音。ラヴェルは同じラテン系として曲の持つ妖しさが見事に表現された名演といえる。ラヴェル自身が第1楽章について「バスク風の色彩を持つ」と言っているようにフランス的というカテゴリーはもはや意味を持たない仕上がりも見せる。音楽素材の着想は、バスクの舞踏からマレーシアの詩に至るまで幅広い分野から得られている。東洋風のモチーフは聴けば聴くほどに味わい深まるトリオである。

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