作品名：バッハ:3つのVcソナタ/Vcソナタ1番B.1027, Vcソナタ2番B.1028-- 1. Adagio-- 2. Allegro-- | --3. Andante--4. Allegro, Vcソナタ3番B.1029

レーベルタイプ：【オランダでのオリジナル】---紺赤帯土手, DIGITAL, グルーヴガード, Ⓟ1983, スタンパー/マトリクス:INT-1/INT-2, 1983年頃の製造分(最古)

ジャケット：【オランダでのオリジナル】---ツヤペラ, ⓅⒸ1983, ジャケット裏年号:なし

トピックス：【入荷の少ない希少盤!】---1982年3/4月米国ニューヨークのVanguard Studiosでのデジタル録音, JVCのdigital system使用, 録音技師:Tom Lazarus/ Sydney Davis, デジタル技師:Tom MacCluskey, ミキシング技師:Erin Olsen, マスター製作:Bill Kipper, プロデューサー:Richard Einhorn, 1983年 CBS Masterworks によりコピーライト登録・同年米Columbia:IM 37794(紺赤帯浅中溝レーベル・紙ペラ・ジャケット入り)にて初リリース, 欧州では1983年CBS:D 37794(当装丁)にて初リリース, 欧州では当オランダプレス1種のみの発売と思われる, 1990年CD発売された, 入荷3度目の希少盤

商品詳細：CD世代になってから登場した演奏家の中には単なるコマーシャリズムやファッションとして売れている人達も多いが、このヨーヨー・マは真に実力のあるチェリストだ。彼の無伴奏を聴けばわかるが、実にオーセンティックに奇を衒わず何も特別なことはしていないのに胸に沁みる何かがある。このチェロ・ソナタも特別なことはしていないが、とても新鮮であり且つ音楽として誠実である。多方面で活躍する彼だがこういった曲に誰よりも心を込めている。ヨーヨー・マ(馬 友友・1955-)はフランスのパリ生まれの中国系アメリカ人。ヨーヨー・マの両親は中国を離れパリに渡り、その後、彼が7歳の時にニューヨークに移り住んだ。家族は今もニューヨークに住んでいる。5歳にして既に観衆を前に演奏を行った。7歳の時にはジョン・F・ケネディの前で演奏した。また、8歳でレナード・バーンスタインが行ったコンサートでアメリカのテレビに出演した。それでも1970年代にパブロ・カザルスの偉大さに触れるまでは、まだ学習を続けるべきか否かを迷っていたという。クラシック音楽から現代音楽までの幅広いレパートリーを持ち、デビュー当時のテクニックは世界最高とも言われていた。ジュリアード音楽院でレナード・ローズの下で学んでいたが、教師に「君に教えることはもう何もない」と言われ、コロンビア大学を経てハーバード大学に入学したという逸話がある。1982年に、バッハの無伴奏チェロ組曲をニューヨーク(Vanguard Studios)で録音したものが当LPである。1998年5月9日から、彼の演奏による「リベルタンゴ」が日本でサントリーローヤルのCMに使用され話題になる。同曲を収録したアルバム『ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ』(1997年発売)の日本での売上は、CM放映前に既に2万枚強のヒットであったが、同年8月下旬時点では国内版が19万枚、輸入盤が2万枚に達し、年内には35万枚に達した。2011年10月16日Appleの元CEOスティーブ・ジョブズの追悼式が行われ、バッハの無伴奏チェロ組曲を演奏した。ジョブズとは1981年に出会って以来親交があり、生前に「自分の葬儀で演奏して欲しい」と依頼されていた。楽器は 1732 年作のストラディバリ(タクシーに置き忘れたもの)で、ジャクリーヌ・デュプレが使っていた「ダビドフ」・推定3億円。もう一つは1733年製モンタニャーナ製「ペチュニア」である。この録音にどちらが使用されたかの記載はないが恐らく「ダビドフ」ではないかと思われる。

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