商品コード:1377-009[CBS] P.ズーカーマン(vn)/ バッハ:Vn協奏曲1番B.1041&2番B.1042, ブランデンブルク協奏曲3番BWV.1048
商品コード: 1377-009
商品詳細:1971年英国ロンドンでのズーカーマンの弾き振り。1967年エドガー・レヴェントリット国際コンクールでチョン・キョンファと同位一位。1974年から指揮者としてデビュー。イギリス室内o.(首席を置かない)をしばしば客演。このオケを振った弾き振りはバレンボイム以降、大抵成功を見ている。これも非常に良い出来。想像以上に素晴らしい! ピンカス・ズーカーマン(1948-)はイスラエルのテル・アヴィヴ生まれのヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者、指揮者。両親はポーランド系ユダヤ人であった。8歳でテル・アヴィヴ音楽院に入学する。12歳の時にイスラエル音楽祭での演奏をアイザック・スターンとパブロ・カザルスに見い出され、スターンの後見でジュリアード音楽院に留学する。ジュリアードでは名教師イワン・ガラミアン(アイヴァン・ガラミアン)に師事する。1967年、レーヴェントリット国際コンクールで同門のチョン・キョンファと同時に第1位を取得し、以後、欧米各地でソロ活動を行う。ガラミアン門下ならではの美音が魅力で、アメリカ/ヨーロッパで高い人気を得、とりわけイギリスでは大衆的な人気を得ている。1974年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団を振って単独指揮者デビューをして以来、指揮活動にも本格的に取り組んでいる。1980年から1987年までセントポール室内管弦楽団の音楽監督を務めた。また、ダラス交響楽団やイギリス室内管弦楽団にもしばしば客演をしている。ダニエル・バレンボイムやイツァーク・パールマンとは個人的にも親しく、しばしば共演を重ねている。ヴァイオリンのみならずヴィオラの演奏家としても知られ、室内楽では東京クヮルテットやパールマンとの共演の録音を残し、またバルトークの協奏曲では1枚のCDにヴァイオリン協奏曲第2番とヴィオラ協奏曲の両方をカップリングしている。ヴァイオリン、ヴィオラ合わせ100点以上の録音があり、そのうち21点がグラミー賞にノミネートされ、2点が入賞した。これは今まで入荷がなかった珍しいバッハ:Vn協奏曲集。現役ヴァイオリン奏者としては最高ランクの一人。今年の10月4日にサントリーホールで演奏会が予定されている。若手とばかり思っていたが、2025年で77歳になる。最後の来日かも知れない。1971年の当録音時点では23歳の若さだった。23歳で弾き振りとは恐れ入る。演奏はハッキリ言って上手い。表情も豊かであり、悪い所はない。含蓄ある古参の演奏が良いのは当然だが、才能ある若者の演奏には古参にはない新鮮味がある。時にはそれも悪くない。意外な希少盤である!
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