商品コード:1378-063[DECCA] G.ショルティ/ ベートーヴェン:交響曲6番Op.68「田園」

[ 1378-063 ] Beethoven, Chicago Symphony Orchestra, Sir Georg Solti – Symphony No.6 "Pastoral"


通常価格:¥ 6,600 (税込)

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商品コード: 1378-063

作品名:ベートーヴェン:交響曲6番Op.68「田園」/1.・田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め--2.小川のほとりの情景-- | --3.田舎の人々の楽しい集い--4.雷雨、嵐--5.牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち
演奏者:G.ショルティ指揮シカゴso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6763
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, グルーヴガード厚, Ⓟ1975(2時), スタンパー/マトリクス:ZAL-13547-1W/ZAL-13548-1W(最古), 1975年頃の製造分・英DECCAプレス(最古)
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, Ⓟ1975Ⓒ1976(最古), 折返表コートペラ・ジャケット存在せず
トピックス:1974年9月9-10日ウィーン・Sofiensaalでのステレオ録音, 録音技師:James Lock /Kenneth Wilkinson, プロデューサー: Ray Minshull, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher, 1976年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:SXL 6763(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, 1972~4年ベートーヴェン:交響曲全集の一つ, ショルティは1988年5月シカゴ・オーケストラ・ホールにてデジタルにて再録音している

商品詳細:ショルティは1958~9年、ベートーヴェン:交響曲をウィーンpo.と3・5・7番を録音。カルショウと組んだワーグナー:「指輪」で世界的名声を博し、1969~91年まで米国シカゴ響の音楽監督に就任。1972年5月から1974年9月にかけて、ショルティは、シカゴ交響楽団を指揮して初のベートーヴェンの交響曲全集を録音を果たした。ショルティにとって悲願の一つであったに違いない。これはその中の一つ。さらに、その後1986~89年にもデジタルで再録音がなされている。停滞が伝えられていた名門オケ、シカゴso.を数年で立て直し、かつDECCA社に多くの録音を提供した功績は大きい。当録音は、技師ウィルキンソンによって切られたプレスで小デッカと言えども、当時の最高ランクのプレゼンス。全体にウィーンpo.よりテンポはゆっくりで雄大さをアピール。イッセルシュテット以来の1人での全集、悪くない!この初の交響曲全集は米国シカゴではなく何故かウィーンのゾフィエンザールで録音されている。ワーグナー:「指輪」を録音した思い出の地である。また1969年にシカゴso.の第8代音楽監督への就任で米国が本居地となり、それまでのロンドン時代からすれば相当に自由が効く身となったわけである。ショルティは当初、カルロ・マリア・ジュリーニとの共同音楽監督を提案したが、ジュリーニが首席客演指揮者としてショルティを支援する体制となった。またベートーヴェン、ブラームス、マーラー、ブルックナーの交響曲全集をはじめとして多くのジャンルにおいて膨大な録音をデッカに行った。1971年に行われた念願のヨーロッパ演奏旅行は、ジュリーニも帯同し、ウィーンでのマーラー交響曲第8番の録音も含めた約1.5ヶ月にもわたるイベントであったが、各地で大きな好評を博した。帰国した彼らを市民らが大パレードで歓迎したことは有名である。この出来事以来、シカゴ交響楽団の存在が世界に知られるようになり、Solti/Chicagoという呼ばれ方が定着して楽団員の士気も高まった。特に'70年代後半以降、首席奏者の交代が殆どないなど安定した実力を発揮し続け、ヨーロッパへも度々渡るなど活躍を続けた。その為、ショルティ時代にはシカゴ交響楽団はライナー時代に次ぐ第2期黄金時代を迎え、世界最高のオーケストラの一つと言われるようになった。グラミー賞の受賞数はおびただしく、受賞したアルバムの抜粋だけで専用アルバムを作ってしまうほどであった。ショルティとシカゴ交響楽団の来日公演は1977年が初であり、以来1986年、1990年に行っている。ベートーヴェンの交響曲全集録音はその発展を決定付けた録音の一つだろう。6番の印象は穏やかであり、ライナー時代では考えられなかった欧州スタイルへの変化がみられる。1991年の創立100周年を機にショルティは勇退して、バレンボイムが第9代音楽監督に就任すると楽団は大きく変わってしまう。シカゴso.の第2期黄金時代におけるベートーヴェンこそ最後の輝きであった。

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