商品コード:1378-056[DECCA] B.ベルキン(vn)/ パガニーニ:Vn協奏曲1番Op.6

[ 1378-056 ] Paganini, Boris Belkin, Israel Philharmonic Orchestra, Zubin Mehta ‎– Violin Concerto No. 1


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商品コード: 1378-056

作品名:パガニーニ:Vn協奏曲1番Op.6/--1.Allegro Maestoso-- | --2. Adagio-- 3.Rondo Allegro Spirituoso
演奏者:B.ベルキン(vn)Z.メータ指揮イスラエルpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6798
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED5, グルーヴガード厚, Ⓟ1977(2時), スタンパー/マトリクス:ZAL-14892-1W/ZAL-14893-1W(最古), 1977年頃の製造分・英DECCAプレス(最古), ED4レーベル存在せず(大雑把に1977年リリース分からED5になる)
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ1977(最古), 折返表コートペラ・ジャケット存在せず
トピックス:1976年4月イスラエル・テル・アヴィヴ・Fredric R. Mann Auditoriumにてステレオ録音, 録音技師:James Lock, プロデューサー:Ray Minshull, イスラエル Symphonia (Wholesale) Ltd.協力, 1977年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:SXL 6798(ED5レーベルの当装丁)にて初リリース, イスラエルではPAX:IST 642, 初回マトリクス:1W/1W, 赤/銀レーベルER1で5桁番号のSXL 67981はイスラエルなどの同盟国への輸出用と思われる(英国では未発売)・マトリクスもおなじで音質も同等と思われる, プレス時期は全く同じで英国4桁ジャケに入る, ED5レーベルは1977年発売分から始まり・当番号もED5レーベルが初出となる

商品詳細:ソロのボリス・ベルキンは1948年ロシア生まれ。'74年にイスラエルへ移住した若手だが、これを聴いて驚いた。1976年イスラエルMannオードトリアムでの、技師Jarnes Lockによる録音。メータのオケもさることながら、実に品の良いヴァイオリンである。迫力は抑えて、情感の漂う懐の深い演奏に、当時若干28才の演奏とは信じがたい程の熟したものを感じる。実際、若い時はそのエネルギーにまかせて、勢いで弾いてしまう。この人は違う。早く老成したこの人のその後は?ボリス・ベルキン(1948-)は旧ソ連東部のスヴェルドロフスク州生まれのヴァイオリン奏者。神童として6歳でヴァイオリンを始め、7歳でキリル・コンドラシンと初共演。モスクワ音楽院中央音楽学校でユーリ・ヤンケレヴィチ、 フェリックス・アンドリエフスキー、米国でアイザック・スターンの各教授に師事。1973年にはソ連全国ヴァイオリニスト・コンクールで第1位を獲得。しかし、1971年と1973年にイタリアで開催されたパガニーニ・コンクールに参加する為のビザを取得できず、1974年にイスラエルへ移住することを決意。ロンドン、パリを経て再びロンドンへ。スイスのユーディ・メニューイン音楽祭でベルギー人の妻と出会い、リエージュに定住。1990年までにベルギー国籍を取得した。1974年に西側へ移住以来、ボストン交響楽団、クリーブランド管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、フィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、モントリオール交響楽団、バイエルン放送交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団、および全ての主要なイギリスのオーケストラを含む、多くの一流オーケストラと世界中で演奏してきた。ボリス・ベルキンは室内楽にも力を入れており、ユーリ・バシュメット、ミッシャ・マイスキーなど多くのアーティストと共演している。ボリス・ベルキンは1987年よりイタリアのシエナにあるキジアーナ音楽院でマスタークラスを開催しており、1997年よりオランダのマーストリヒト音楽アカデミーの教授を務めている。パガニーニ:Vn協奏曲1番におけるベルキンのソロはこれまでパワーと技巧を中心にしていたスタイルから脱却した、美音と繊細な表情でこの曲の芸術的な側面に光を当てた演奏となっている。その分パワーは弱いが、細部にわたる美点を積み上げたようなスタイルであり、この上なく美しく上品に演奏されたパガニーニ:Vn協奏曲1番である。技巧や歌謡性を重視すれば、1950年代に名演が沢山あるが、曲の持つ芸術性に着目した演奏は多くない。そういう点で個性的な演奏であるり、過去の名演に隠れてしまうニ流の演奏ではない。

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