商品コード:1378-051[DECCA] L.マゼール/ ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」

[ 1378-051 ] Ravel, Cleveland Orchestra, Lorin Maazel ‎– Daphnis Et Chloé (Complete Ballet)


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商品コード: 1378-051

作品名:ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」/-- Part 1-- | --Part 2-- Part 3
演奏者:L.マゼール指揮クリーヴランドo./cho.R.ページ(合唱指揮)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6703
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, グルーヴガード厚, Ⓟ1975(2時), スタンパー/マトリクス:ZAL-13435-3W/ZAL-13436-2W(最古と思われる), 1975年頃の製造分・英DECCAプレス(最古)
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ1975(最古), 折返表コートペラ・ジャケット存在せず
トピックス:1974年7月米クリーヴランド・Masonic Auditorium, Clevelandでのステレオ録音, 録音技師:Colin Moorfoot/Gordon Parry, プロデューサー:Michael Woolcock, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher, 1975年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:SXL 6703(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:マゼールのフランス物。オケはセルで有名なクリーヴランドo.。1974年の録音。この時期にはマゼールも第一級指揮者に名を連ねるまでになっている。オケはセルに長年鍛えられただけあって、おそらく誰が振っても、相当なレベルの演奏をすることだろう。これもあまり期待せず聴いたが、想像をはるかに超える出来にびっくりした。モノラル期の名演とはまたタイプの異なる、高音質で反応の素早いオケの良さが満喫できる。ステレオ期としては、大推薦。古い録音ではなく、ましてはフランスのオケでもない。ロリン・マゼールがベルリンpo.の音楽監督に落選した記憶はまだ新しいがそれは1990年の事で時は既にCD時代。LP時代とは大きく関わりがない。それより1965-1971年にベルリン・ドイツ・オペラ音楽監督となり付随してベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者となったことは大きな事実である。またジョージ・セル(在任・1946-1970)の2代後にピエール・ブーレーズ(在任・1970-1972)からクリーヴランド管弦楽団音楽監督を引き継いだ事も大きな躍進である。ロリン・マゼールは1972-1982年の約10年をクリーヴランド管弦楽団を率いて数社に録音を残している。DECCAにも多数のクリーヴランド管弦楽団との録音を残した。EPIC/米COLUMBIA系列でしか聴けなかったクリーヴランド管弦楽団を直にDECCA録音で聴けるメリットは大きい。ジョージ・セル時代とは変わってしまったがそれでも訓練された精密なオケの片鱗がある。このバレエ音楽「ダフニスとクロエ」にもそれが如実に出ている。よく知られたクリュイタンス指揮パリ音楽院o.の演奏とはまるで別世界である。同じ曲とは思えないくらいアグレッシブな演奏になっている。クリュイタンスのような優雅なエスプリは希薄だが、逆にスリリングな展開はまるでハリウッド映画のような印象。バレエ音楽「ダフニスとクロエ」が実はダイナミックな演奏でも聴くことができる曲であったことはここで初めて理解される。それほどフランス勢とは異なる熱血スタイルで彩られる。終曲のクレッシェンドも凄い!

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