商品コード:1378-034[DECCA] R.ボニング/ フランス・オペラ序曲集/オーベール, ルコック, トマ, プランケット, ボワエルデュー
商品コード: 1378-034
商品詳細:1969年のED3は初入荷の珍品。今まで小デッカの入荷しかなかった。交響曲専門の指揮者がまず入れないであろう仏オペラの序曲集。オペラ指揮者として大成したボニングの最も得手とする分野である。日本ではあまり評価が高いとは言い難いボニング。J.サザーランドの夫君として、DECCAのオペラ専門家。オペラに弱い日本での人気は仕方がないにしても、その実力を認めないわけにいかない。英国のオケを振って、しっかりフランス気分を出している。指揮者、リチャード・ボニング(1930-)はオーストラリア、シドニー生まれの指揮者。1950年に渡英、ロンドンの王立音楽院でブゾーニの弟子にあたるヘルベルト・フライアーについてピアノを学び続け、ロンドンでピアノのリサイタルを開く一方、同じオーストラリアから王立音楽院に留学していたソプラノ歌手、ジョーン・サザーランドとの出会いによってオペラへの関心を深めていく事になる。1954年、サザーランドと結婚したボニングは指揮者への転向を決意。1962年にローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団で指揮者デビューを果たした。1963年にはバンクーバー歌劇場でグノーの歌劇『ファウスト』を振ってオペラ・デビュー、さらにその翌年にはロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場、1970年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビュー、1975年から1986年にかけてはオペラ・オーストラリアの音楽監督を務めている。バレエ音楽の指揮者としても有名なボニングは1975年にメトロポリタン歌劇場に帯同して初来日、1978年にもサザーランド夫人のリサイタルの伴奏指揮者として再来日している。オペラ、バレエ音楽では抜きん出た才能がある。ボニングは特にオペラを得意としており、オペラ序曲集のような演奏はお手の物といえる。
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