商品コード:1378-027p[DECCA] M.デル・モナコ(t)/ 宗教曲アリア集/デュ・マージュ, ストラデッラ, ペロージ, ベートーヴェン 他
商品コード: 1378-027p
商品詳細:マリオ・デル・モナコ(1915 - 1982)はイタリア・ガエータ生まれのテノール(テノーレ・ドランマーティコ)歌手。ドラマティックな役柄で高く評価された。その重厚で輝かしい声は、日本では「黄金のトランペット」と形容された。ペーザロの音楽院にてA.メロッキに声楽を学び、1937年にはトゥリオ・セラフィンに招かれローマ歌劇場で研鑽。1940年にミラノのプッチーニ劇場でプッチーニの『蝶々夫人』でピンカートンを歌って初舞台を踏む。1946年には、アレーナ・ディ・ヴェローナでの『アイーダ』のラダメス役で、大成功を収め、同年のサン・カルロ劇場の引っ越し公演でロンドンのロイヤル・オペラ・ハウス、1947年にはスカラ座、1951年にはメトロポリタン歌劇場、1957年にはウィーン国立歌劇場にデビューした。その間の1950年に、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンで、後に彼の代名詞となるヴェルディ「オテロ」を初めて歌い、1972年のブリュッセル(ベルギー王立歌劇場)での公演までに200回以上も同役を歌っている。日本には1959年以来、度々来日している。これは1966年に発売された珍しいオルガン伴奏による宗教作品集。オルガンのブライアン・ラネット(1935 - 1970)はランカシャー州ティルズリー生まれのオルガン奏者で合唱指揮者。1955年にチェスター大聖堂のオルガン助手となった。1958年、ダラム大学で音楽学士の学位を取得した。1960年、ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジの音楽監督ジョージ・ゲストのもと、オルガン研究員に任命された。1968年、ラネットはジョージ・ゲスト博士の後任としてバークシャー少年合唱団の指揮者に就任した。バークシャー少年合唱団は、マサチューセッツ州バークシャー丘陵で開催されるタングウッド音楽祭の後援を受ける、46人の少年と14人の男性からなる夏の常駐合唱団である。ラネットは1970年、ウェストミンスター寺院でのオルガン演奏会の帰りに自動車事故で亡くなった。第1曲目のみブライアン・ラネットのオルガンソロで始まる。2曲目からデル・モナコがソロで歌う。オペラ・アリアと異なり控えめの歌唱ではあるが、「黄金のトランペット」と呼ばれた輝かしい声は愉しめる。イタリア・オペラが苦手な方にはぴったり。
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