商品コード:1378-026n[DECCA] J.カッチェン(pf) / ブラームス:Pf作品全集vol.6

[ 1378-026n ] Brahms, Julius Katchen ‎– The Complete Piano Works Vol. 6


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商品コード: 1378-026n

作品名:ブラームス:Pf作品全集-6/シューマンの主題による変奏曲 Op.9 | 創作主題による変奏曲 Op.21-1, ハンガリーの歌の主題による変奏曲 Op.21-2
演奏者:J.カッチェン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6219
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---橙/銀大デッカ逆内溝, Ⓟ 1965 , スタンパー/マトリクス:ZAL 6993-4W/ZAL 6994-9W, 1965年頃の製造分仏DECCAプレス(フランス・ステレオ最古), 黒/銀レーベル存在せず
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, ジャケ裏年号:5-67(フランス・ステレオ最古), ⓅⒸなし
トピックス:シューマン変奏曲:1962年10月8-9日・創作主題による変奏曲/ハンガリーの歌の主題による変奏曲:1964年4月23-24日Decca Studios (West Hampstead Studio 3)でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Kenneth Wilkinson, プロデューサー: Michael Bremner(A面) /Ray Minshull(B面) , 編集/カッティングマスター:Harry Fisherl, 英国では1965年頃The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 6219/SXL 6219(ED1レーベル)にて初リリース, フランスでは1967年頃仏DECCA:LXT 6219/SXL 6219(当装丁)にて初リリース, フランス盤だがステレオ・オーディオファイルプレス!英国SXL・ED1は安価ではない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:カッチェンのブラームス全集(全8巻)は、ブラームスのピアノ作品全集の中では金字塔的な録音。'64~'66年に完成された。全てにED1初出レーベルが存在する。ジュリアス・カッチェン(1926 - 1969)は米国生まれなのでクリフォード・カーゾン( 1907- 1982)と比較はできないが、二人ともDECCAで活躍したピアニストである。ユネスコ国際フェスティバルにアメリカ合衆国代表として出席、フランス国立放送管弦楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」を共演した。1947年の春にヨーロッパ各地を廻り、ローマ、ヴェネツィア、ナポリ、パリ、ロンドン、ザルツブルクで演奏活動を行った。その後はパリに永住することを決意する。1950年代前期にDECCAと契約を交わしたようだ。1969年春、肺癌の為わずか42歳で帰らぬ人となった。短い生涯の間にDECCAには多くの重要な録音を残したが最大の貢献はブラームスのピアノ独奏曲とピアノ協奏曲のすべてを録音したことだろう。DECCAで最初の全曲録音である。以降ブラームスのピアノ独奏曲全集はカッチェンで決まり--という不文律が出来上がったように思う。クオリティの高さと存在感の大きさは牙城の如くこれからも変わることはないだろう。グルダのように若い時期からその才能を認められたピアニストであった。42歳の若さで癌の為亡くなったことでDECCAへは多くの音楽家が弔辞を寄せたという。カッチェンが1954年に初来日した際、帝国ホテルで行われた対談でこう話している。以下は雑誌に収録された本人の弁である--「(母親だけでなく)祖母にも習いました。祖母はモスクワとワルシャワの音楽学校の先生でした。祖父も音楽理論の教授でした。ですからアメリカ育ちですが、私は実は伝統的なロシアの音楽教育を受けたわけです。私の家庭は、いわば私設のロシアのコンセルヴァトワールでした。」「私が習ったのは、レシェティツキーの流派のメトードですが、個々のそれぞれ異なる性格、音楽性、肉体的条件を尊重し、洞察し、その自然な成長を待つという方法です。」出典:『TBS Vintage Classics/Julias Katchen』のブックレットに記載されている『音楽の友』1955年3月号の「<対談>カッチェンとの五十五分間---。活動期間は20年ほどと短かったがDECCAに大きな遺産を残した。これがその第1号である。これはプロデューサーのジョン・カルショウ自身がプロデュースし、以後の録音もほとんどがカルショウが行った。カッチェンとカルショウとは家族ぐるみの付き合いがある友人同士だったそうである。理知的であるとともに引き込まれる魅力を持った演奏!

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