商品コード:1378-023[DECCA] E.アンセルメ/ ベートーヴェン:交響曲7番Op.92, フィデリオ序曲Op.72
商品コード: 1378-023
商品詳細:アンセルメは1958~1963年にベートーヴェン:交響曲全曲と序曲数曲を録音。DECCAで初めて一人指揮者によるベートーヴェン:交響曲全曲であり、初めてのステレオによる同曲全集となった。7番は1960年1月に録音された。音質は理想的DECCAサウンド。抜けがよくクリアーなのにグイグイと押して来る力がある。アンセルメの指揮もまったく乱れのない整ったバランスの良さで一つの理想形。テンポも丁度よい、あまり遅いと緊張感が無くなるが、そのあたりも完璧に設計されている。DECCAのポリシーとぴったり合った運命的な"ベートーヴェン交響曲"といえる。値段は高いが聴けば納得がいくはず。エルネスト・アンセルメ(1883-1969)はスイス西部の街、ヴヴェイの生まれ。1918年にジュネーヴにてスイス・ロマンド管弦楽団を創設。国際的には無名な団体であった為、経済的に苦しかった時期も長かったが、地元の放送局オーケストラと合併したことで経済的な安定を得、100年後の現在まで続く息の長いオーケストラとなった。戦後スイス・ロマンド管弦楽団とともに英DECCA レーベルとの契約を締結し、非常に多くの録音を残した。ステレオ試験録音から関与しており、ステレオ録音に多大な貢献を残した。そしてアンセルメ / スイス・ロマンド管弦楽団とSXL番号は一つのブランドとして大きな力を持つまでになる。米国のジョージ・セルと共通する無駄のない筋肉質でストレートな演奏はアンセルメの特徴として、またSXLサウンドとリンクして世界中にファンを作った。DECCAが世界最高レベルのオーディオファイルレーベルとして認知された要因にアンセルメの演奏スタイルとDECCAの録音技師たちとの相乗効果があったことは事実だろう。アンセルメについて詳しくはホームページ・お役立ち機能→アナログ期の名称たち→エルネスト・アンセルメをご参照ください。
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