商品コード:1378-008[DECCA] S.ダンコ(s) K.ミュンヒンガー/ バッハ:教会カンタータ51番BWV.51, 世俗カンタータ202番BWV.202
商品コード: 1378-008
商品詳細:1950年代のモノラル名演。シュザンヌ・ダンコのLPと言った方が通る。バッハのカンタータはダンコにとっては唯一の録音である。ミュンヒンガーとのカンタータということで、当時から注目されたに違いない。この時期のミュンヒンガーは、ブランデンブルク協奏曲で一世を風靡していた。バルヒェットとの「四季」も人気を博していた。その余技としては、あまりに良く出来ている。カチリと堅く締まったオケが、ダンコの柔らかい声で緩和されてプラスに転じ、逆に彼女の声がオケを圧倒する!2曲ともソプラノ歌手一人がソロとして登場する作品で、ソプラノ歌手は全曲に渡って出ずっぱりでしかも51番では高い音域(2点ハ音まで)という高音部が求められる。ソプラノの他にトランペット奏者もソロをとる場面がある。その為51番は現在ではソプラノのレパートリーとして定着している。この当時女性歌手は教会で歌うことを禁じられていた為、男声の歌手(ソプラニスタ)のために書かれたものとされている。時代的にはボーイ・ソプラノが歌うこともあった。トランペットは当時ライプツィヒで有名だった楽士ゴットフリート・ライヒェ(1667 - 1734)が初演時に担当したものと考えられている。全5曲で構成される。世俗カンタータ202番は「結婚カンタータ」であり、第1曲 アリア「しりぞけ、もの悲しき影」のタイトルが付く作品。親しい知人の結婚式を祝うための作品であったと考えられている。全9曲からなり、ギリシャ神話を題材にした上品な作品で、ソプラノ用の独唱曲であることから、数多くのソプラノ歌手が挑戦してきた作品である。器楽はオーボエ1本と弦楽器、通奏低音という必要最低限のもの。この作品を贈られた夫婦も判明していない。全9曲にアリアまたはレチタティーヴォのソプラノ歌手が付随する。ダンコの清楚な声質が重厚なオケに乗り、古き良き時代の録音として蘇る!
S.ダンコの在庫一覧へ









