商品コード:1379-064[PREMIO] J.アンドラード(vn)/ ブラームス:Vn協奏曲Op.77

[ 1379-064 ] Brahms / Janine Andrade & Orchestre Symphonique Pro Musica De Hambourg Hans Jurgen-Walther


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商品コード: 1379-064

作品名:ブラームス:Vn協奏曲Op.77/1.Allegro Non Troppo-- | --2.Adagio--3.Allegro Giocoso, Ma Non Troppo Vivace
演奏者:J.アンドラード(vn)H.J.ヴァルター指揮ハンブルク・プロ・ムジカo.
プレス国:イタリア, Italy
レーベル:PREMIO
レコード番号:GR 108
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:B : lire 1000のシール貼り, 書込みと一部剥がれあり(補修済み)
キズ情報:A面6時に微かに2回出る点, 12時に極小3回出る点, B面4時に微かに数回感じる軽スレ, 8時に微かに3分程度断続する3cmの軽スレあり→6, 10時に微かに1分程度断続する1cmの軽スレあり→6
レーベルタイプ:【イタリアでのオリジナル】---黒/銀内溝, 外周に2cmの盛上りある, ナイフエッジ厚手重量, スタンパー/マトリクス:GR 108 A/GR 108 B, 1960年頃の製造分(イタリア最古)
ジャケット:【イタリアでのオリジナル】---上開両面紙ペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし
トピックス:【イタリア盤は初入荷の珍品!】---1950年代後期のドイツ・ハンブルク・Studio: Musikhalleでのモノラル録音, 録音機材はTelefunken stereo MS, Stereo Mixing Panel 66 db, Mikrophones: Beyer, Neumann M 49 SM 2, Frequency Response: 30-20000 cycles.を使用, 録音詳細不明, 音源はドイツのレーベルを持たない音楽プロダクションが所有していると思われる(名称不明), フランスでは1959年頃Disques Véga S.A.I.P..によりコピーライト登録・同年VÉGA:30MT 10121(当装丁)にて初リリース, イタリアでは1960年頃Premio Recordsによりコピーライト登録・同年PREMIO:GR 108(当装丁)にて初リリース, これはイタリアでの初年度リリース分オリジナル, イタリア盤は当社初入荷の珍品!, 英国未発売, J.アンドラード(vn)の録音は西側にはブラームス(VEGA)/シベリウス(デンマークDECCA)/チャイコ(仏ポラリス・独TIP CLASSIC・米SAMMIT)などが存在, 東側ではSupraphon, ETERNAなどにモーツァルト・小品集などが存在する, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, 超美演!

商品詳細:アンドラードのブラームスはこれがオリジナルと思われる。過去に何度か入荷があるが人気も高く、すぐ在庫切れになってしまう。この仏女性Vnの録音は極めて少ない。レーベルも定まっておらず、ETERNAにもモーツァルトの録音がある。その中でも、このブラームスは人気が高い。ヌヴーほどの迫力はないが、女性らしいアプローチと優しい音色で、魅力のあるソリストだと思う。モノラルの圧倒的な音にぐいぐい押される心地よさ!ジャニーヌ・アンドラード( 1918- 1997)はフランス、ブザンソン生まれの美形女性ヴァイオリン奏者。幼少期からヴァイオリンを始め、1926年にピアニストの母親の伴奏で初リサイタルを行った。その後、パリ音楽院に進学してジュール・ブシューリ(1877-1962)のクラスに入り、1931年にプルミエ・プリを得て音楽院を卒業した。その翌年からスイスで演奏活動を開始したが、1935年にジャック・ティボーと共演したのを機に、ティボーの教えを受けるようになった。第二次世界大戦後は積極的に海外への演奏旅行に行き、1954年にはフランス政府の文化使節として来日も果たした。1972年に脳卒中のために失語症と右半身の麻痺を生じて引退を余儀なくされ、ヌイイ=シュル=セーヌにあるガリニャーニ財団の養護施設で余生を送った。1997年ルヴァロワ=ペレの病院にて死去。アンドラードはヌヴーなどよりずっと長生きしたが録音はさほど多くない。しかし四大ヴァイオリン協奏曲を録音したことは幸いであった。但し殆どがマイナーレーベルなので入荷は少なく、人目を引くことはなかった。その中でブラームスだけは高音質録音で知られるVÉGAから出ていることは何より良い。録音はドイツで音源はドイツのマイナーレーベル所有だろう。VÉGAはフランスでの供給レーベルとなる。但しやはり音質は非常に良い。指揮者はマイナーだがベートーヴェンの第九などの録音もある指揮者。彼女のデビュー録音は1943年仏COLUMBIAに入れたSPで「ジュール・ブシューリとその弟子たち」というタイトルらしい。気迫こそヌヴー/イッセルシュテットのライヴに負けるが気品においては上をゆくのではと感じられる。名演名高いデ・ヴィートやマルツィの録音に対抗できる数少ない女性録音だろう。弦の切れ味は前者二人よりずっと鋭く録音も悪くない。

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