作品名：ベートーヴェン:Pfソナタ集/Pfソナタ14番Op.27-2 「月光」, Pfソナタ23番Op.57「熱情」 | Pfソナタ8番 Op.13「悲愴」, Pfソナタ24番Op.78「テレーゼ」

レーベルタイプ：【フランスでの再版/サードパーティの最初】---肌色/黒内溝, 外周に5mmの土手のような盛上りある, ナイフエッジ厚手重量, スタンパー/マトリクス:032011A/032011B・032011C/032011D, 1960年代初期の製造分, RESONANCESにオリジナル番号が存在する(64-6)

ジャケット：【フランスでの再版/サードパーティの最初】---見開両面コートW, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ)なし

トピックス：【今回初の盤質7!で入荷2度目の希少タイトル!】---1950年代後期のパリでのモノラル録音, 録音詳細不明, Club De La Qualitéによりコピーライト登録・1959年頃Résonances:64-6/75のバラ4枚が箱に入る形で初リリースと思われる, Résonancesに全4枚のベートーヴェン・ソナタ録音がありそこから1961年前後にサードパーティ・レーベルのSonopresse Spinnakerが音源譲渡を受け仏SONOPRESSE:SPIAB 032011(当装丁)の2枚組Wジャケットに抜粋したもの, ミコーのベートーヴェン・ソナタ4曲が気軽に楽しめるLP, オリジナルではないが1960年代の厚手盤で音質は良い, 超個性的スタイル, 過去に盤質7以上の入荷はなかった・今回初の盤質7!, Résonancesの入荷は困難で絶望的!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：ジャン・ミコーは、1924年フランス・ボワ・コロンブの生まれ。エコールノルマルの教授として、コルトーの下で名教授だった。彼のベートーヴェンのPfソナタは仏RESONANCESレーベル4枚に録音したソナタ9曲と小品少し。他に仏SONOPRESSEレーベルの2枚組の4曲で全てと思われる。他にソナタの全曲録音はない。SONOPRESSEの4曲はRésonancesの4枚組布張箱に含まれる。後にクリュブ・フランセに1～2点の録音(リスト)があるがベートーヴェンは上記が全てと思われる。コルトー直系のピアニズム。空気感を醸し出す粘りのあるピアノ。たっぷりと間を取ったテンポ。曲を聴くというより、当時の空気とこの人の情念を聴いているような気がする。超美音の持ち主。しかし、敏捷さもあるテクニシャン!イヴ・ナットとは全く異なるスタイル。音をあまり繋げることを避けて時折ブツ切りのような演奏をする。殆ど見ない超個性的フレンチ・ピアニズム!ベートーヴェンは最も得意とするレパートリー。独特の表現を用い技巧的即面より、曲の持つ世界感を最優先した演奏に徹しているように感じる。聴かせ上手なシルハフシキーと異なり、やや武骨に感じるが気分を重視しているからだろう。年代は不明だがベルギーレーベルのショパン:4つのバラードも録音していた。かなり個性派のベートーヴェン演奏であり通好みの方にぴったりだろう。これまで盤質7以上の盤は入荷がなかった。

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