商品コード:1379-049t[ETERNA] I.マルケヴィチ/ ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編), 交響詩「禿山の一夜」(コルサコフ編)

[ 1379-049t ] Mussorgski, Gewandhausorchester Leipzig, Igor Markevitch ‎– Bilder Einer Ausstellung


通常価格:¥ 6,600 (税込)

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商品コード: 1379-049t

作品名:ムソルグスキー:展覧会の絵(M. ラヴェルによる管弦楽編)・全10曲--1.小人(グノーム)--2.古城--3.テュイルリーの庭--4.ビドロ(牛車)--5.卵の殻をつけた雛の踊り--6.サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ-- | --7.リモージュの市場--8.カタコンベ - ローマ時代の墓--9.鶏の足の上に建つ小屋 - バーバ・ヤガー--10.キエフ(キーウ)の大門, 交響詩「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編)
演奏者:I.マルケヴィチ指揮ゲヴァントハウスo.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:826 449
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---黒/銀, グルーヴガード重量厚, スタンパー/マトリクス:826 449-1A/826 449-2E (最古または近い), 1974年頃製造分(最古)
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---両面紙ペラ, ジャケ裏年号:Ag 511/01/74(最古), 両面ツヤペラ・ジャケット存在せず
トピックス:1973年5月14~18日ライプツィヒ和解教会スタジオ(Studio Versöhnungskirche, Leipzig)でのステレオ録音, 録音技師:Claus Strüben, プロデューサー:Bernd Runge, 使用楽譜:Boosey & Hawkes G.m.b.H., Bonn(展覧会の絵)/Breitkopf & Härtel, Leipzig(禿山の一夜), 1974年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:826 449(当装丁・補助マトリクスC74/F74)にて初リリース, これは初年度スタンパーによる1974年頃オリジナル(市場の大半が1976年頃製造分), マルケヴィチはベルリンpo.と「展覧会」の絵をDGGに1954年頃モノラル録音(16 061 LP/17 137 LPE)しているのでこれは2回目録音となる, 禿山の一夜は1950年代フランス国立放送o.とモノラル録音あり・仏COLUMBIA:FCX 349/FC 25011・こちらも2回目録音, 2曲とも初のステレオ録音, マルケヴィチによる唯一のETERNA東独録音!, その後二度とチャンスはなかった, この録音から10年後の1983年フランスにて70歳で没, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:イーゴリ・マルケヴィチ(1912- 1983)が1973年東独を訪れ、5月14-18日にライプツィヒ和解教会にてゲヴァントハウスo.と録音したムソルグスキー。技師C.シュトリューベン。反応が素早いゲヴァントハウスo.の特性が現れ、それまでの西側の録音とは違った様相を呈する。ムダな音が無く、すっきりしている。オケの瞬発力が凄まじく、音の塊になって飛んでくる。管楽器のソロは、楽器が浮かび上がり、幻想的な雰囲気もある。ゲヴァントハウスは世界最古の古いオケながら、実力もトップレベル!通常、西側レーベルの大物と共同制作を行うのはドレスデンsk.というのが常で、あまり西側の指揮者の客演をしないゲヴァントハウスo.の珍しい西側指揮者を招聘した録音。交響詩『禿山の一夜』(リムスキー=コルサコフ編)も同じ時に録音している。1973年という年はマルケヴィチは丁度モンテカルロ・フィルハーモニーの音楽監督を辞して、聖チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督の就任するまでの狭間となる期間である。その隙間があることを知ったETERNA側がこれなら西側レーベルとの共同制作の必要なしと踏んだのだろう。フリーのマルケヴィチをライプツィヒに呼んでの録音に成功。この営業努力は買うべきだ。この時ゲヴァントハウスo.のカペルマイスターはクルト・マズア(1970 - 1996)。政治力に優れた指揮者と聞く。自分でこの曲を録音するより何倍も当たると読んだに違いない。もし1973年マズア指揮ゲヴァントハウスo.だったらとうに忘れられた存在になっていただろう。それだけ名声の価値を知っていたのだろう。かくして大物マルケヴィチと世界最古の民間オーケストラの共演が初めて行われ、多くのファンの記憶に残る演奏となった。

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