商品コード:1379-042t[ETERNA] H.ブロムシュテット/ グリーグ:劇付随音楽「ペール・ギュント」(ハイライト)
商品コード: 1379-042t
商品詳細:通常「ペール・ギュント」というタイトルの場合は管弦楽のための2つの組曲Op.46/55。第2組曲には「ソルヴェイグの歌」も含まれソプラノ歌手も参加する。当LPの「ペール・ギュント」は組曲ではなく劇付随音楽の方の短縮版が演奏されている。全曲の場合はLP2枚が必要となり、1枚で収めるには短縮版が用いられる。劇付随音楽「ペール・ギュント」は全5幕で全27曲(番号付きの26曲と番号なしの1曲)という構成である。演奏時間は計約85分となる。ここでは27曲から12曲を抜粋したハイライトとしている。重要な場面は漏らさず、 ソルヴェイグの歌,ソルヴェイグの子守唄の2曲も収録している。組曲版であるか劇付随音楽版であるかはOp.番号で判別ができる。Op.23なら劇付随音楽版である。劇付随音楽版は1987年にペータース社から出版された。演奏会用に編曲された第1組曲Op.46はグリーグ自身が編曲した4曲が1891年に出版。第2組曲Op.55の4曲は1893年に出版された。印象的な管弦楽「朝」は第1組曲の第1曲。「ソルヴェイグの歌」は第2組曲の第4曲に入り2曲を連続で演奏してもLP1枚に収まる事から大半のLPは第1組曲+第2組曲の計8曲入りであることが多い。特に「朝」は多くのTV-CMや番組のテーマ曲として使われてきた歴史がある。「ペール・ギュント」において「ソルヴェイグの歌」は外せないが組曲は演奏会用のオーケストラ曲の為歌は省かれる。通常の組曲版は歌が入ることはあまりないが、組曲に中の「ソルヴェイグの歌」では実際に歌手が登場する録音も存在するので一概には言えなっている。通例では「ソルヴェイグの歌」をソプラノ付きでコンサートで聴きたい場合は、組曲ではなく 付随音楽の全曲版、または単独歌曲版(Op.23-19)で聴くことになる。上記のような例外もあるので注意。但し組曲では勿論合唱は省かれる。どちらの版でも主要となる曲は登場するので連続性があるかどうかの違いが大きいと思われる。しかし劇付随音楽版といえどもハイライトまたは短縮版では連続性は期待できなくなる。歌手の2人がEMI籍だった為EMIとの共同制作録音となった。何方も北欧の歌手で現地語で歌っている。現地語での歌唱を重視しドイツ人ではなく現地人で欧州で活動している歌手を2人選んだ、2人は当時EMIに籍があった為、EMIとの共同制作録音となった。勿論録音はETERNA側で行っている。元々ハイライトの短縮版録音で全曲録音は存在しない。
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