商品コード:1379-037t[ETERNA] R.オドノポソフ(vn)/ シューベルト:ロンドOp.70, VnソナタOp.162, 幻想曲Op.159

[ 1379-037t ] Ricardo Odnoposoff Eduard Mrazek Schubert Sonate Rondo Fantasie


通常価格:¥ 9,900 (税込)

¥ 9,900 (税込)      

商品コード: 1379-037t

作品名:シューベルト:VnとPfのためのロンドOp.70, VnとPfのための二重奏曲Op.162-- 1. Allegro Moderato-- 2. Scherzo Presto-- | -- 3. Andantino-- 4. Allegro Vivace, VnとPfのための幻想曲Op.159
演奏者:R.オドノポソフ(vn)E.ムラツェク(pf)
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:826 254
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 裏面にスタンプあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---ED黒/銀, グルーヴガード重量厚, スタンパー/マトリクス:826 254-1A/826 254-2B , Time Code:C72 W NT/D72 W NT, 1972年頃製造分(最古)
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---ED両面ツヤペラ, ジャケ裏年号:Ag 511/01/72(最古)
トピックス:1971年7月ドレスデン・ルカ教会スタジオ( Studio Lukaskirche, Dresden)でのステレオ録音, 録音技師:Bernd Runge, プロデューサー:Bernd Runge(兼任), 1972年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:826 254(当装丁)にて初リリース, これは旧東独での初年度リリース分オリジナル, オドノポソフ唯一のETERNA録音, シューベルト・エディションとしての録音だがオドノポソフはこの1枚しかETERNA録音していない, シリーズではない単独録音, これは初年度リリース分のオリジナル, オドノポソフの最後の公式録音の可能性が高い!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, 希少!

商品詳細:リカルド・オドノポソフ、1914年ユダヤ系移民の子として南米ブエノスアイレスに生まれる。'32年にはウィーン国際音楽コンクールで優勝、名門ウィーンpo.のコンマスに。しかし'37年W.シュナイダーハンがコンマスに就任、彼はウィーンpo.を去りアメリカに渡る。CHSと契約、多くの録音を残すも、マイナー・レーベルゆえに名声を得る事は無かった。これは彼が晩年欧州に戻り、ETERNAに入れた唯一の録音。シャープなウィーン・スタイルが展開される。悲しいほど澄んだ音色。CHS系レーベルとは全く次元が異なるので、先入観をクリアにして考える必要がある。アナログの恐ろしさを垣間見るLP! ETERNAでは1970年代に多くの指揮者がドレスデンsk.等を客演した録音が残され、それらは特に人気が高い。では室内楽部門ではどうだろうか、オーケストラ部門と比べ数こそ少ないが、意外なヴァイオリン奏者がETERNAに客演している。以前にルッジェーロ・リッチのブラームス/シューマン等が目を引いたが、このシューベルトともまた意外過ぎるETERNA録音である。コンサート・ホール・レーベルのしかもモノラル期にしか録音がないと思われていたVn奏者リカルド・オドノポソフがなんと1971年にドレスデンにてステレオ録音を行っている。この時オドノポソフは57歳であり、彼の公式なLP録音では最後期である。ピアノはETERNAでは馴染みのないエドゥアルド・ムラツェク(1929 - 2001)。ウィーンで生まれ、ウィーン音楽大学で学んだ。彼は1956年のARD国際音楽コンクールで受賞歴があり、ウィーンを拠点に活動していた。スワロフスキー/ウイーン国立歌劇場o.とブラームス:Pf協奏曲2番のモノラル録音やショーソンの「ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 Op.21」などの録音がある。この人も米国系レーベルの音楽家だろう。室内楽ではウィーン・フィルハーモニア・クインテットとの共演で、ブルックナーの「弦楽五重奏曲」やシュミットの「ピアノ五重奏曲」なども録音している。ムラツェクは、ウィーン音楽大学で長年にわたり教鞭を執り、多くの学生を指導し、教育者が主な活動である。さてこの異例のETERNA録音がどの様な経緯で行われたのかは全く不明。コンサート・ホール・レーベルでのオドノポソフは上手いが音が粗っぽい印象が強かった。しかしこのETERNA録音では驚くほど滑らかできれいな音であり、粗っぽい印象はレーベルの音質に原因があったのではと思われる。こうして異なるレーベルの異なる時代の録音を聴くことでオドノポソフへのイメージが実に一面的であることが分かった。表現も和らいで柔軟な印象、高い音楽性を感じる。個人的には有名で高額なオークレールよりこちらが好みである。

R.オドノポソフの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog