商品コード:1379-036n[ETERNA] W.オルベルツ(pf) K.ズスケ(vn) 他/ シューベルト:五重奏曲D667「鱒」
商品コード: 1379-036n
商品詳細:シューベルトEDの中核となる「鱒」。ズスケ参加の録音の中でも特にプレスが多い為入手しやすく安価。価格はリーズナブルでも、内容が素晴らしいのは、誰しも認める所。録音の多い名曲ではあるが、これほど滑らかで、さっぱりとした美しさを醸し出す「鱒」を味わえる録音もないだろう。1970年、技師H.クンツェによる高音質録音。ETERNAにおける、いわゆるベストセラーだったようだ。音質も良く、演奏も第一級、しかも安価という三拍子揃った名盤。一枚あってしかるべし!プレスが多い為、年度で価格を調整している。シューベルトEDは1972年からスタートしたが、その最初期発売を目指して1970年という早い段階で録音されたシューベルトEDのための録音。その為ED以前の装丁は存在しない。弦楽部はズスケQt.の第2Vnが抜けた3人で、ピアノはズスケとのデュオの相棒であるヴァルター・オルベルツ、コントラバスにはヴァルター・クリエル。クリエルの録音は少なく、このシューベルトの「鱒」が唯一の可能性も高い。ヴァルター・オルベルツはご存じの通りズスケのVnソナタ録音のほぼ全部を担当したピアニストであり、ハイドンのピアノ・ソナタ全集録音もあるETERNAの看板ピアニスト。カール・ズスケを中心とした布陣でシューベルトEDの室内楽部門を代表する録音である。演奏・音質など全てにおいてトップランクの演奏である。「鱒」はたくさんあり過ぎて困る--という方にこそ聴いていただきたい演奏であり、曲の印象が演奏者により大きく変わる事実に改めて驚くことになるはずである。非常に完成度の高い録音で、時代や録音方式、レーベルなど外的環境を超越した境地にある演奏である。ETERNAが多くの方に愛される理由の一つも、こういった録音の存在があるからだと納得する次第。プレスが多い為、完全な初回プレスでも高額ではない。また大多数を締める3-4年遅れのプレスに至っては実に安価な価格で入手可能でしかも劣化は殆ど感じない。同じ価格で入手できるLPとのクオリティを比較すればETERNAの優位性が際立つ結果となる。
K.ズスケの在庫一覧へ









