商品コード:1379-027t[AMIGA] R.ケンペ 他/ ジルベスター・コンサート1973/J.シュトラウス2世, ヨーゼフ・シュトラウス, スッペ, レハール

[ 1379-027t ] Staatskapelle Dresden ‎- Ein Silvesterkonzert


通常価格:¥ 4,950 (税込)

¥ 4,950 (税込)      

商品コード: 1379-027t

作品名:ジルベスター・コンサート1973/J.シュトラウス2世:ワルツ「ウィーンの森の物語」Op. 325, 喜歌劇「こうもり」~第1幕 序曲, ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ 「天体の音楽」 Op. 235 | スッペ:喜歌劇「ウィーンの朝・昼・晩」~ 序曲, レハール:ワルツ「金と銀」Op. 79, J.シュトラウス2世:ポルカ・シュネル「浮気心」Op. 319
演奏者:R.ケンペ指揮ドレスデンsk. K.タンチク(ツィター)C.ディルナー(vc)
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:AMIGA
レコード番号:845 105
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---アズキ/銀, グルーヴガード厚, スタンパー/マトリクス:845 105-1C/845 105-2B(ラウンド大文字マトリクス・ETERNA旧タイプ), Time Code:L73/K73, 1973年頃製造分(最古)
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル・タイプ】---両面紙ペラ, ジャケ裏年号・Ag 511/01/74
トピックス:1972年12月28~30日と1973年1月5日ドレスデン・ルカ教会スタジオ(Lukaskirche, Dresden)にてステレオ録音, 録音技師:Claus Strüben, プロデューサー: Heinz Wegner, ドレスデンsk.創立425周年記念録音, 1973年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年AMIGA:845 105(当装丁・ジャケ裏73)にて初リリース, AMIGAはETERNAのソフトクラシック部門でレーベル名以外全てETERNAと同じ, 今回曲名を詳細記に載した, これは1973年/1973年のスタンパーによる1973年頃製造の盤が1年遅れの1974年製造のジャケットに入るケースで大差ない, ルドルフ・ケンペは1949-1953にドレスデンsk.のカペルマイスター経験者, 1969-74年クルツがカペルマイスターの時代に多くの客演を西側から招聘して録音を行った, これもその一つでR.シュトラウス全曲録音の余波的録音, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ジルベスター・コンサートとは、大晦日12/31の夜行われるコンサートで、ドイツでは主流。一方、ウィーンはニューイヤーコンサートとして翌元日正午より始まる。さてこれは、ケンペがドレスデンsk.を振ったもの。'70年代、ケンペはHMVを離れた後で、ドレスデンsk.と出会うことで、第2のピークを迎えた。一連のシュトラウスの録音が物語っている。これは東欧らしい渋い選曲で、音色もドレスデンの街並みと同じ、燻し銀を感じさせてくれる!ウィーン物だがドレスデン流の純ドイツ風で堅実なスタイル。ケンペにとってウィーン物は初めてではない。EMIに有名な「ウィーンの夜」、「ウィーンのボンボン」等をウィーンpo.と録音している。ドレスデンsk.とはこれが初録音。ルドルフ・ケンペ( 1910 - 1976)はドレスデン近郊ニーダーポイリッツで生まれており、ドレスデンは生地である。ドレスデン音楽大学でオーボエを学び卒業。1929年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のオーボエ奏者となる。当時、同楽団はブルーノ・ワルターが指揮者、シャルル・ミュンシュがコンサートマスター、フランツ・コンヴィチュニーが首席ヴィオラ奏者だった。1935年に25歳でライプツィヒ歌劇場で指揮者としてデビュー。1950年、ドレスデン国立歌劇場の音楽監督。1952-1954年、ショルティの後任としてバイエルン国立歌劇場の音楽監督。1954年、渡米してニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の指揮者、という経歴である。ドレスデンsk.はケンペにとって原点であり音楽の故郷といえる。ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を1967-1976年まで務め亡くなった。そのミュンヘン・フィルハーモニー時代に度々ドレスデンsk.を客演して、多くのLPをETERNAに残した。丁度その時期のドレスデンsk.の楽長にはジークフリート・クルツ(WIKIなどの公式記録にはない・在任期間1968-1975)が就任していて、クルツは自身が指揮を執るより、ドレスデンsk.の発展のために、多数の西側客演指揮者を招いて国際化を図った異例のカペルマイシターであった。その西側客演指揮者としてドレスデン所縁のルドルフ・ケンペこそ最適の指揮者だったのである。こうしてケンペはもはや副カペルマイスターといえるほどの録音を残した。この「ジルベスター・コンサート1973」はその中の1枚である。1975年からクルツの腹心とも言えるヘルベルト・ブロムシュテットがカペルマイスターを継承し、数量こそ減るが国際化は継続された。お蔭で我々は多くの大物西側客演指揮者がドレスデンsk.を振った録音を聴くことができるのである。R.シュトラウス全集が最大の遺産だが、「ジルベスター・コンサート1973」も忘れてはならない記録である。

R.ケンペの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog