商品コード:1379-011[PIERRE VERANY] P&M&J.バルドン/ バッハ:Flソナタ全集(全8曲)

[ 1379-011 ] Bach – Sonates Pour Flute - Integrale


通常価格:¥ 16,500 (税込)

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商品コード: 1379-011

作品名:バッハ:Flソナタ全集(全8曲)/ Flと通奏低音のためのソナタ1番B.1033, FlとCembのためのソナタ第1番 ロ短調B.1030, , Flと通奏低音のためのソナタ2番B.1034, FlとCembのためのソナタ2番B.1031 | Flと通奏低音のためのソナタ第3番 ホ長調B.1035, FlとCembのためのソナタ第3番 イ長調B.1032, , 無伴奏FlのためのパルティータB.1013, , FlとCembのためのソナタ ト短調(7番) BWV1020(伝C.P.E.バッハのH.542.5)
演奏者:P.バルドン(fl)M.バルドン(vc)J.バルドン(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:PIERRE VERANY
レコード番号:PV 85041-2
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白/黒, 6時に, Made in France, スタンパー/マトリクス:手書き, 1983年頃製造分仏MPOプレス(最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コートW, ジャケ裏年号:なし, 供給:CARRERE, ⓅⒸなし
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル!】---1983年又はそれ以前の南フランスでのステレオ録音, 録音技師:Pierre Verany, プロデューサー:Pierre Verany(兼任), 1983年Edizione Pierre Verany Franciaによりコピーライト登録・同年PIERRE VERANY:PV 85041-2(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 当社入荷2度目の希少タイトル!, PIERRE VERANYは1997年にARIONに売却された

商品詳細:1983年に発売された全8曲入りのバッハ:Flソナタ全集。モーツァルト:Cl五重奏曲K.581の珍品として以前ご紹介したバルドン一族によるバッハ!西フランスのアンジェ出身のバルドン家という音楽一族は、兄弟が全員プロの音楽家であり、さらに音楽家同士で結婚した者も多いため、一族に連なる音楽家は三十人を超える。究極はバルドン一家の名義でヴィヴァルディの四季(最低でも弦楽器奏者だけで12人!)のLPも出しているらしく、まるで冗談めいていて出来の悪い小説か漫画の様だが、長兄の訃報の際に新聞に記載された歴然たる事実である。当盤でフルートを担当するのは長兄ピエールで、パリ音楽院をフルートと室内楽の首席として卒業しながら、何故かオルガンに傾倒して南仏プロヴァンスにある聖マリー・マドレーヌ教会の正オルガニストを逝去するまでの約60年勤め上げた人物。楽器は1892年フランス・ロッテ製のフルートを使用しており、A=432Hzという古楽に敬意を払ったピッチを採用している。ちなみに、この432Hzというのは現代の440~443Hzから考えるとかなり低いが、ピタゴラス音律のピッチであり、モーツァルトの使っていた音叉のピッチでもある。また、作曲家のヴェルディは上がっていくピッチに異議を唱え、イタリア政府にA=432Hzに統一するように要請したという話もあるほどである。当盤の話に戻ると、チェンバロのジャニーヌは長兄ピエールの妻である鍵盤奏者。詳しい経歴は不明だが、ミュンヘン・プロアルテとの共演など、幾つかの録音があるらしい。楽器はチェンバロ1967年製ロンドン・ウィエイアム・ド・プレイズ製のチェンバロを使用。通奏低音を担当するチェロはK.581にも参加していた四男のマルセル。ナヴァラの愛弟子であり、これまたパリ音楽院を首席で卒業。マルティヌー:小協奏曲のイタリア初演をナヴァラの依頼で引き受け、後にはナヴァラの推挙でパリ音楽院チェロ科の教授に就任し約50年勤め上げた。楽器はベルナルデル製のチェロを使用。一族ならではのチームワークの良さか、思わず顔がほころぶ超掘り出し物!過去に1度しか入荷がなかった希少盤であり、音質も驚くほど良い。南仏スタイルで演奏されるバッハ:Flソナタ全集。時代を超えて聴き継がれるにふさわしい、音楽の喜びが伝わる秀演!まず、Flの音色が素晴しい。古楽器を使っている事で、くすみ、滲みを感じさせながらも清涼感があり、秋の色を感じさせる透徹とした響きは、1960年代までの録音にはなかった響きを感じさせる。まったく新しい視点からバッハを解釈しているようにも感じる。新鮮な解釈によって、曲の偉大さを改めて思い知らされる名演奏!

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