商品コード:1380-058[PHILIPS] D.オイストラフ(vn)/ ショスタコーヴィチ:Vn協奏曲1番Op.77

[ 1380-058 ] Shostakovitch, David Oistrakh, Philharmonic-Symphony Orchestra Of New York, Dimitri Mitropoulos


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商品コード: 1380-058

作品名:ショスタコーヴィチ:Vn協奏曲1番Op.77(旧番号Op.99)/第1楽章 Nocturne. Moderato--第2楽章 Scherzo. Allegro-- | --第3楽章 Passacaglia. Andante--第4楽章 Burlesca. Allegro Con Brio
演奏者:D.オイストラフ(vn)D.ミトロプーロス指揮ニューヨークpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:PHILIPS
レコード番号:ABL 3101
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度のラミネート剥がれあり・補修済み
キズ情報:B面12時に極小5回出る点あり→7
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---アズキ/銀Minigroove狭内溝, 表面:ザラザラ, フラット重量, スタンパー/マトリクス:AA 01238 ▽1L=16 670/ AA 01238 ▽2L=10 670, 1956年頃製造分(英国最古)
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面コートペラ, 7時にPHILIPS Minigroove□33 1/3, ジャケット裏年号:なし, ⓅⒸなし(英国最古)
トピックス:【英国盤は初入荷の希少タイトル!】---1956年1月2日米国ニューヨークでのモノラル録音, MELODIYA=米COLUMBIA共同制作録音, 録音詳細不明, 米国ではColumbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:ML 5077(紺/金または紺/銀フラット・レーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 欧州ではオランダPHILIPS:A 01238 L(アズキ/銀Minigroove狭内溝レーベル・フラット盤・表コートペラジャケット入り)にて初リリース→CBS:72378, 英国では1956年英PHILIPS:ABL 3101(当装丁)にて初リリース, フランスでは仏PHILIPS:A 01238 Lで初リリース(未入荷), これは世界初録音だった, 2回目の録音は1956年11月18日レニングラードでMELODIYA・モノラル録音--10"のД 5540で初リリース, 他TELEFUNKEN:TW 30213/英PARLOPHONE:PMO 1014で発売, ジャケットには旧作品番号Op.99が表記されているが現在はOp.77で統一されている, これは英国での初年度リリース分オリジナルで英国PHILIPS盤は当社初入荷の希少タイトル!オイストラフはM.ショスタコーヴィチ指揮ニュー・フィルハーモニアo.と1972年再録音を行いHMV:ASD 2936他で発売

商品詳細:ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番はオイストラフに献呈された作品で、初演も行っている。初演は1955年10月29日、エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー交響楽団で行われた。ショスタコーヴィチの傑作の一つといわれる。初録音も初演と同じメンバーで1956年11月18日レニングラードでのMELODIYA・モノラル録音、10"のД 5540で初リリースされた。しかしこのMELODIYA録音は初録音ではなかったようである。1955年12月31日、オイストラフはミトロプーロス指揮のニューヨーク・フィルハーモニックでアメリカ初演している。そしてオイストラフがニューヨーク滞在中の翌1956年1月2日米COLUMBIAがニューヨークで行った録音こそが世界初録音となった。従ってMELODIYA録音はオイストラフにとって2回目のスタジオ録音となった。この事実はあまり知られていない。MELODIYA側にとって面白くない事実だからだろう。これは1956年米COLUMBIA:ML 5077(6eyesレーベル)にて発売され、西側ではこのLPが世界初録音のLPとして長らく認識されている。欧州側では1956年頃PHILIPS:A 01238 Lでリリースされた。MELODIYA録音より入手は容易と思われる。オイストラフは1955年2月23日初来日し、東京/日比谷公会堂でコンサート・ツアーを開始した。米国には1955年12月14日ボストンでシャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団でショーソン/サン=サーンスの協奏曲とウラディミール・ヤンポリスキーとのプロコフィエフ/ルクレール&ロカテッリ:ヴァイオリン・ソナタが米国での最初の録音と思われる。意外と早い時期から西側に出て録音を行っていた。同月フィラデルフィアも訪問し、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団とバッハ、モーツァルト、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を録音している。当時からオイストラフは外貨獲得の為の出稼ぎ部隊の先方を担っており、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番の初録音が米国だったことは驚く事ではない。欧州には既に1953年6月にパリ、1954年2月にベルリン、1954年6月にストックホルム、1954年11月ロンドン(ハチャトゥリアン帯同)、1955年5月ブリュッセルなど活動を始めていた。有名な1956年11月のMELODIYA録音と聴き比べも面白いと言える。なお1967年4月4日には東京文化会館でキリル・コンドラシン指揮モスクワpo.とステレオによるライブ録音を行っている。ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番といえばオイストラフという事になるだろう。

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