商品コード:1380-057[PHILIPS] A.グリュミオー(vn)/ ヴィヴァルディ:Vn協奏曲集(4曲)/RV.277, RV.358, RV.317, RV.271

[ 1380-057 ] Vivaldi - Arthur Grumiaux, Staatskapelle Dresden, Vittorio Negri ‎– Concerti Per Violino


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商品コード: 1380-057

作品名:ヴィヴァルディ:Vn協奏曲(4曲)/Vn協奏曲 ホ短調 RV.277 Op.11-2 「お気に入り」(P106), Vn協奏曲 イ短調RV.358 Op.9-5 「ラ・チェトラ」(P10), Vn協奏曲 ト短調RV.317 Op.12-1(P343), Vn協奏曲 ホ長調RV.271「恋人」(P246)
演奏者:A.グリュミオー(vn)H.オットー(cemb)V.ネグリ指揮ドレスデンsk.メンバー
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:6500 690
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/白4本線土手, グルーヴガード厚, Ⓟ1973(刻印のみ), スタンパー/マトリクス:AA 6500 690 1Y 1 Ⓟ1973 670/AA 6500 690 2Y 2 Ⓟ1973 670, 1973年製造分(フランス最古), 赤白/銀4本線・センター白レーベル存在せず
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---三方開両面厚紙コート背黒疑似皮貼, Collection Trésors Classiques, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし(フランス最古)
トピックス:1973年6月ドレスデン・ルカ教会スタジオでのステレオ録音, 録音技師:Claus Struben, プロデューサー:Heinz Wegner, PHILIPS=ETERNAとの共同製作録音, 録音は東独が担当した, 東独側では1974年VEB Deutsche Schallplatten, Berlin DDRにてコピーライト登録・同年ETERNA:826 495(1974年黒盤で初リリース), PHILIPS側では1973年オランダ/フランス/英国が同一番号にてPHILIPS:6500 690にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:PHILIPSのプロデューサーでもあるヴィットーリ・ネグリの指揮、ドレスデンsk.とソロがグリュミオーというのは、'60年代では考えられない組み合わせでETERNA録音である。当時のドレスデンsk.のカペルマイスターであったジークフリート・クルツの対外政策により、多くの西側音楽家がドレスデンに招聘され、ドレスデンsk.との共演が持たれた。ジークフリート・クルツ自身優れた指揮者であっが、1971~75年在任中に自身はあまり録音を行わずに西側音楽家との共演に心血を注いだ。この録音も1973年6月にドレスデンで行われ、ETERNAの大物技師シュトリューベンが録音を担当した。グリュミオーとネグリはPHILIPSに籍があった為PHILIPS=ETERNAの共同製作録音となり、両レーベルからLPが発売された。これはPHILIPS側のオリジナルLPである。ETERNA側は録音したマスターテープから独自にスタンパーを制作し、プレスしている為、PHILIPSは他のPHILIPS録音と変わらない音質を保っている。ETERNAが録音したからETERNAが最上とは100%言い切れない。それぞれのレーベルには独自のトーンがあり、それに準拠することが最も重要となる。ETERNAとしてもグリュミオーのような西側の大物ヴァイオリン奏者のLPを出すことは重要な戦略の一つだったに違いない。西側レーベルもドレスデンsk.という歴史的にも重要なオケとの共演は多くのファンにとって興味深い録音である。両者のメリットを生かしたドレスデン録音は日本のファンにも興味深い録音である。グリュミオーのヴィヴァルディの協奏曲は他に1979年録音の「四季」だけであり、珍しい内容である。美音を惜しみなく振りまくグリュミオーのヴィヴァルディの協奏曲が悪かろうはずもなく、ETERNA盤、PHILIPS盤のどちらで聴いても満足いただけるはずである。

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