商品コード:1380-053[PHILIPS] A.グリュミオー(vn)/ ブラームス:Vn協奏曲Op.77, アルト・ラプソディOp.53

[ 1380-053 ] Brahms - Arthur Grumiaux, Aafje Heynis, Eduard van Beinum ‎– Concert Pour Violon Et Orchestre - Rhapsodie Pour Contralto


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商品コード: 1380-053

作品名:ブラームス:Vn協奏曲Op.77, アルト・ラプソディOp.53
演奏者:A.グリュミオー(vn)A.ヘイニス(ca)E.v.ベイヌム指揮コンセルトヘボウo./アポロcho.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:C 15
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---ピンク白/黒Réalités外溝, 外周3cmの盛上(カマボコ), フラット重量, スタンパー/マトリクス:AA 9007 1L 380/AA 9007 2L 380, 1959年頃の製造(フランスでのモノラル最古), 赤/銀Minigrooveレーベル存在せず
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---三方開両面厚紙ツヤ背ピンク布貼, Philips Réalités, 8ページのリブレット綴込み, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランスでのモノラル最古)
トピックス:Vn協奏曲:1958年7月3-5日/アルト・ラプソディ:1958年2月アムステルダム・コンセルトヘボウ・Grote Zaal, Concertgebouw・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Henk Jansen /Cees Huizinga, プロデューサー:Jaap van Ginneken, オランダでは1958年Vn協奏曲がPhilips Phonografische Industrie N.V.によりコピーライト登録・同年?/835 008 AY(Fi-Fi Stereo・Vn協奏曲1曲入り)で初リリース(モノラル番号不明)→1959年L 09007 L/?(Vn協奏曲+アルト・ラプソディの2曲入り)でリリース(ステレオ番号不明・未発売の可能性高い), フランスでは1959年C 15(2曲入り)モノラルのみ初リリース, Vn協奏曲は1963年頃10"・G 05461 R/836 255 VZでリリースされた, 英国では1960年頃AL 3562/SAL 3562(2曲入り)で初リリース, オランダ/フランスではブラームスVn協奏曲+ブルッフ1番Vn協奏曲という別カップリングでL 02356 L/835 234 LYで1960年頃初リリースされた・Vn協奏曲+アルト・ラプソディのカップリングでオランダ/フランスでのステレオ発売は存在しないと思われる・代わりにステレオはVn協奏曲2曲入りでのみリリースされたと思われる, アルト・ラプソディはモノラル録音だった可能性が高い, グリュミオーは初回録音・2回目はC.デイヴィス指揮ニュー・フィルハーモニアo.と6500 299

商品詳細:ベイヌム/コンセルトヘボウによるブラームス。迫力満点のオーケストラが素晴らしい。Vn協の魅力の一つに、このダイナミックなオケがあるが、その点では、このブラームスは合格だ。ソロのグリュミオーの繊細かつ明るい表現は、音楽を聴く者にとって、大きな喜びである。安価な装置でも必ず満足いただけると信じるブラームスVn協の傑作。多数イラスト写真の入った8ページの綴込リブレット付豪華ジャケット。限定プレス、美品。モノラルを侮ると損をする見本。これはグリュミオーのブラームス:Vn協奏曲の初回録音。2回目はC.デイヴィス指揮ニュー・フィルハーモニアo.と6500 299。グリュミオーのソロは当然素晴らしいのだが、何よりベイヌム時代のコンセルトヘボウo.の音が良い。次のハイティンクの時代ではもう聴けなくなった渋い中にもパワーと輝きのある伝統の音が出ている。腹の底にズシリと感じる弦楽の響きはこの時代だけのものである。57歳という若さで亡くなったベイヌムの亡くなる前年の録音でメンゲルベルクの時とも異なる独自のコンセルトヘボウ管弦楽団黄金時代と呼ぶにふさわしいオケである。こういう録音こそモノラルでオケの音が良く解かる。グリュミオーはこの時37歳という脂の乗り切った時期であり、1960年代に入ると音の美しさは変わらないが表情が大人しくノーブルさが目立つようになる。グリュミオーも1950年代特有の色気さえ感じるヴィブラートを多用していた時期である。激しく燃える情熱的なスタイルもこの時期だけである。1960年代より前のめりな積極性があり、若々しさが全面に出た持てあますかのような美音を惜しげもなく振りまくスタイルである。1953年にPHILIPSと契約を結んだグリュミオーだが、彼もまた、若い時期ほど良いヴァイオリン奏者である。PHILIPSにはFi-Fi Stereoのような魅力あるレーベルもあるが、音より演奏の内容、クオリティで選ぶのが重要である。この録音では1957年にベルギーのルノア伯爵から貸与された1727年製ストラディヴァリウス「ジェネラル・デュポン」を使っているはず。1971年にオランダの楽器商から1744年製のグァルネリ・デル・ジェス「ロゼ」を購入し、それ以降は大きく音が異なる。日本は黄金期のモノラル盤が安価で入手できる良い時代となった。

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