商品コード:1380-052t[PHILIPS] H.シェリング(vn)/ ブラームス:Vn協奏曲Op.77

[ 1380-052t ] Brahms, Henryk Szeryng, Concertgebouw Orchestra, Amsterdam, Bernard Haitink – Violin Concerto In D, Op. 77


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商品コード: 1380-052t

作品名:ブラームス:Vn協奏曲Op.77/1.Allegro Non Troppo-- | --2. Adagio--3. Allegro Glocoso Ma Non Troppo Vivace - Poco Piu Presto
演奏者:H.シェリング(vn)B.ハイティンク指揮コンセルトヘボウo.
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:6500 530
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでのオリジナル】---赤/銀3本線土手, グルーヴガード厚, 1974(刻印もあり), スタンパー/マトリクス:AA 6500 530 1Y 1 Ⓟ 1974 670/AA 6500 530 2Y 1 Ⓟ 1974 670, 1974年頃製造分(オランダ最古)
ジャケット:【オランダでのオリジナル】---表コートペラ, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(オランダ最古)
トピックス:1974年4月24-25日アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホールでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1974年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:6500 530(当装丁)にて初リリース, フランスでは1974年仏PHILIPS:6500 530にて初リリース, これはオランダでの初年度リリース分オリジナル, モノラルは存在しない, これはシェリングの3回目の録音となる, カデンツァ:ヨアヒム使用, 1回目:モントゥー指揮ロンドンso.1958年録音/2回目:ドラティ指揮ロンドンso.1962年7月録音, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:意外にも殆ど初入荷に近いシェリングのハイティンクとのブラームス。オリジナル 6500 530で、グルーヴガード厚手盤だ。コンセルトヘボウを振るハイティンクもオケを鳴らし切り、大迫力のバック。この頃のシェリングの音は増々絹の如く透き通った美しさ。一点の濁りもないこの音色は魅力だ。'74年とはいえ、これだけの演奏は立派。グリュミオーより若干暗い音色だが、キリリと締まったその佇まいは王者の風格を持つ。これはシェリングのブラームスの3回目録音。初回はモントゥー(LSC/LM 2281/SB 2049)、2回目はドラティ(SR 90308/AMS16134)、これはドラティに続く3日回目!シェリングの音は1970年代中期でも依然として枯れることなく、瑞々しさを保っており、パワーも減じてはいない。但し録音は1950/60年代とは異なり、マイクがやや遠くなった印象で、個別の音というより、スタジオ全体を拾うというスタイルに変化している。これは時代的な趨勢であり、どのレーベルも同様の変化をしており、いかんともし難い現実である。1970年代のステレオとはこういうものであると割り切っていただくほかはない。利点はオケも含めて全体がスッキリ見渡せる点であり、ソロにフォーカスしない実際のコンサートの雰囲気を伝えている。時代はこの後デジタル期に入り不自然なエコーが付いたりするので、それよりはずっと良い。

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