商品コード:1380-038[PHILIPS] B.ワルター/ ブラームス:交響曲1番Op.68

[ 1380-038 ] Brahms, Columbia Symphony Orchestra, Bruno Walter ‎– Symphonie No. 1 En Ut Mineur, Op. 68


通常価格:¥ 3,300 (税込)

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商品コード: 1380-038

作品名:ブラームス:交響曲1番Op.68/--1.Un Poco Sostenuto—Allegro--2.Andante Sostenuto-- | --3.Un Poco Allegretto E Grazioso-- 4.Adagio—Più Andante—Allegro Non Troppo Ma Con Brio
演奏者:B.ワルター指揮コロンビアso.
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:L 01462 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 表面に軽度のスレあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---灰/赤黒外溝, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤)・端はナイフエッジに近い, スタンパー/マトリクス:PHI AA 1462 1L D1 380/PHI AA 1462 2L 380, 1960年頃製造分, Minigrooveレーベル存在せず(フランスモノラル最古)
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---三方開両面厚紙背灰布貼, Hommage A Bruno Walter – Volume 8, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランスモノラル最古)
トピックス:1959年11月25日米国カリフォルニア州・ハリウッド・アメリカン・リージョン・ホール(American Legion Hall, Hollywood)でのモノラル/ステレオ録音, ワルター2回目の録音, 録音技師:不明, プロデューサー:John McClure, 米国では1960年米Columbia:ML 5789/MS 6389(6eyes)で初リリース, 欧州では蘭PHILIPS:A 01462 L/835 555 AY, 英国PHILIPS:ABL 3349/SABL 181, CBS発売分のSBRG 72088/S 72088はオリジナルではない, フランスでは1960年頃仏PHILIPSからモノラル:L 01462 L(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:835 555 AY(HI-FI STEREOレーベル・三方開両面厚紙背灰布貼・HI-FI STEREO印刷のジャッケット入り)にて初リリース, モノラル盤の入荷は非常に少ない, ステレオは安価ではない!全曲録音の一つ!

商品詳細:B.ワルター2回目のブラームス全曲録音。欧州ではPHILIPSのHIFIステレオで全て出ており、どれも高額。モノラルも同時発売され密かな人気がある。PHILIPSとCBSの2種のプレスがある。元々の録音が大変良い為、これも耳をつんざくような音の嵐に見舞われる。モノラルとなめてかかると、度肝を抜かれる。かえって中域の求心力の強さはステレオの数倍に達する。力のある音で聴きたい方は、敢えてtモノラルにするのも良い選択!フランスのオマージュシリーズは4曲同じ装丁で揃う。コロンビアso.との録音にはHIFIステレオレーベルがあるのでステレオ盤が注目されるのは当然だろう。だが何故モノラルとステレオの両方が約10年にわたり平行発売されたのか?ステレオだけにメリットがあるならモノラルは即刻廃止すべきでは?何故モノラルも残っていったのか考えれば理解される。ステレオプレスと比較してなお、中止できない魅力があったからである。日本ではなかった現象だけに理解が難しいのは解かる。しかし安価なので一度聴いてみれば説明はいらない。モノラルプレスの音には大いなる魅力があるのである。当社のお客様の多くが理解されているはずである。ニューヨークpo.との初回モノラル録音の時の気迫は減じるものの、これ以上変更しようがないほどに考え抜かれた端正なフォルムは芸術的であり、快い。無駄な音を出さず、しかも語るべきはきちんと語るというワルターの本質が見事に体現されている。厚みのある音楽的な音質はステレオにはない良さがある。他にもっと迫力に満ちた演奏は他にもあるが、ここまで磨き込まれ、洗練された演奏もそうないだろう。ゴツゴツしたところがなく、細部にわたってよく工夫された巨匠の技!そもそも米COLUMBIAはブルーノ・ワルターがまだ存命中にステレオによるベートーヴェンの交響曲全集を録音したいというのが悲願だった。振り返ればカザルス音楽祭のライヴを世に出すためのLP開発を急いだ1940年代後期と似たような動機が感じられる。しかしそのような制約の中での努力があったからこそ我々はワルター/コロンビアso.のベートーヴェンをモノラルとステレオの両方で聴くことができるのである。選択肢があるのは幸福ではあるまいか?そんな使命感に駆られた人々によって今は当たり前の物が世に存在する。好き嫌い以前にコロンビアso.なる誰も聴いたことのない録音専用のオーケストラまで用意したコロンビア・レコード社の経営陣の情熱に思いを馳せたい。ワルターの録音が現在でも歴史的遺産としてではなく現役のスタンダード・チョイスとして通用している点で米コロンビア経営陣は歴史を見通す先見の明があったといえる。モノラルとステレオの両方があればその二つは別物といえる体感の違いがある。モノラル盤は安価だが決してステレオに劣るものではない。

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