商品コード:1380-016nb[ETERNA] H.コッホ指揮 シュトルテ シュライアー アダム/ モーツァルト:ジングシュピール「バスティアンとバスティエンヌ」K.50 (ドイツ語)
商品コード: 1380-016nb
商品詳細:モーツァルト12歳の時の3曲目のオペラ。原作はフランス人、J.J.ルソーの台本による歌劇「村の占い師」のパロディ版であるジュスティヌ・ファヴァール夫妻によるパロディ劇『バスティアンとバスティエンヌの恋」を、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ヴァイスケルンとヨハン・ミュラーがドイツ語に翻訳をしたものにモーツァルトが曲を付けた作品である。独語がオリジナルだが、仏語版での録音が多い。医師メスマーの依頼により書かれた。医師が12歳の少年にオペラを依頼するというのも滑稽。だが、その仕上がりたるや、本当に12歳の少年のものとは信じがたい完成度と親しみやすさがある牧歌調の親しみやすい作品である。この録音ではETERNAを代表する3人の歌手、A.シュトルテ、P.シュライアー、T.アダムの3人が登場するドイツ語による演奏。シュトルテ(s)の歌は、実に可憐で魅力的。彼女の歌を聴く為としても買いのLPだろう。1975年頃モーツァルト・エディションに採用されステレオのみ825 551でEDで再版される。モノラル盤は初年度の1回限りの発売と思われる。ステレオ初出は1966年V字ステレオが存在するが過去に1度入荷しただけの超希少盤。フランスでの録音ではフランス語版が用いられ、大人のプロ歌手ではない子供の歌い手が登場する録音もある。登場人物は3人だけでシンプルな内容なので「牧歌劇」と分類される事もある。序曲と全16曲で構成されている。楽器編成も小さく弦楽器×5、木管楽器:×5、金管楽器:ホルン2、通奏低音(チェンバロかチェロ)という構成。尚1979年のミシェル・アンドリュー監督のフランス製作の映画「バスティアンとバスティエンヌ 湖畔にて」でフランス版オペラ「バスティアンとバスティェンヌ」上演の準備をする人々を映画化している。オケのベルリン室内o.は1945年に設立された室内オーケストラでベルリン放送交響楽団(東ベルリン)の団員をメンバーとして設立。初代芸術監督はヘルムート・コッホで1975年まで任に当たった。東ベルリンに拠点をおいた。同名のベルリン室内管弦楽団が旧西ベルリンにある(1943年設立)。ハンス・フォン・ベンダが初代芸術監督だった。録音は大物技師であるClaus Strübenが担当した。ほのぼのとした雰囲気がよく出た演出である。
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