商品コード:1381-063[GUILDE du DISQUE] C.シューリヒト/ 序曲集/ニコライ, ウェーバー, メンデルスゾーン

[ 1381-063 ] Carl Schuricht, Orchestre Symphonique Du Südwestfunk Baden-Baden / Nicolai, Weber, Mendelssohn


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商品コード: 1381-063

作品名:ロマンティック序曲集/ニコライ:ドイツ語歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」, ウェーバー:ドイツ語歌劇「オベロン」, ウェーバー:ドイツ語歌劇「オイリアンテ」 | メンデルスゾーン:演奏会用序曲「美しいメルジーネの物語」Op.32, 同:戯曲「リュイ・ブラース」のための序曲Op.95
演奏者:C.シューリヒト指揮バーデン・バーデン南西ドイツ放送so.
プレス国:フランス, France
レーベル:Guilde Internationale Du Disque
レコード番号:M 2293
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・第2版】---濃緑/銀2重内溝, 厚手, スタンパー/マトリクス:M 2293-Ⅰ-24/M 2293-Ⅱ-23, 1964年頃の製造分・仏PHILIPSプレス
ジャケット:【ドイツでのモノラル・オリジナル(フランス発売分)】---折返両面紙ペラ, 英語表記の独語圏流通分, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランス/ドイツ・モノラル最古)
トピックス:1962年バーデン=ヴュルテンベルク州・バーデン・バーデンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1962年Concert Hall Society, Inc.グループによりコピーライト登録, フランスではモノラルがGuilde Internationale Du Disque:M 2293(濃緑/銀段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・当ジャケット入り)にて初リリース, フランスでステレオが発売されたか不明, これはフランスでの1964年頃製造のモノラル第2版盤が英語表記の独語圏流通分ジャケットに入るケース, ステレオは過去にスイス発売分が1度入荷しただけである, 英 Concert Hall:SMS-2293ではステレオが1960年代に発売された

商品詳細:カール・シューリヒト(1880- 1967)はドイツ人だがウィーン・フィルやパリ音楽院o.と相性が良く、多くの名演奏をそれらと残したがあまりの完全主義に一切の妥協をせずプロデューサーとは常に衝突を繰り返し、しまいには首になってしまったらしい。楽団員からは尊敬されていた。それで1960年から自由が利くConcert Hall Societyのようなレーベルに籍を置くことになったらしい(規模は世界最大)。ありていに言えば拾ってもらったといっても過言ではない。Concert Hall だけがシューリヒトが自分らしく録音できる最期の砦となったのである。悪く言えば他に行くところがなかったというのが正直な話だろう。1960年代はじめ大物指揮者が居なかったConcert Hall Societyでシューリヒトは思う存分腕を振るい、このマイナーレーベルに素晴らしいカタログを作り上げた。中古市場ではチープレーベル扱いの為、また大量のプレスが世界中にあるため安価である。しかし内容はシューリヒトの意図が完全に反映された演奏となっておリ、オーケストラの質さえ高ければ第一級の名演にも引けを取らない演奏であることは紛れもない事実である。商業第一主義のメジャーレーベルから追放されたシューリヒトだったがConcert Hall Societyという安住の地を見つけて自身の思う演奏ができたことは幸福だったのではあるまいか。一つ惜しむらくは一流のオーケストラを振ることができなくなってしまったことである。その中でもDGGでメジャー録音が多いバーデン・バーデン南西ドイツ放送so.はConcert Hall Societyが用意できた最上級のオケである。チープレーベルという先入観でこれらを見送っていると、音楽の本質を見失い、最も愚かな行為である周りに迎合するという悪癖を身に付けることになりかねない。レコードの値段は内容と比例していないことをここで申し上げておきたい。ステレオも存在するがモノラル50枚に対しステレオ1枚程度の割合でしか存在しない事実を知っていただきたい。このオケであるバーデン・バーデン南西ドイツ放送so.はドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州にはかつて、南ドイツ総合放送と南西ドイツ放送と2つの公共放送局が存在し、それぞれにシュトゥットガルト南ドイツ放送交響楽団とバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団があった。シューリヒトはシュトゥットガルト・南ドイツ放送so.も振っている。混同しやすいのので注意。1998年10月に2つの放送局は南西ドイツ総合放送として統合されたが、2016年7月までそれぞれの管弦楽団は別箇に活動した。シューリヒトには珍しい序曲集。オケは違ってもシューリヒトは一定のスタイルを固辞できる力のある指揮者である。早めの颯爽としたテンポで存在感の大きなシューリトの演奏は基本DECCAやEMI系と基本変わっていない!

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