商品コード:1381-062[GUILDE du DISQUE] C.シューリヒト/ シューベルト:交響曲9番D.944「グレイト」

[ 1381-062 ] Schubert, SDR Symphony Orchestra, Stuttgart Conductor Carl Schuricht – Symphony Nº 9 In C Major


通常価格:¥ 3,300 (税込)

¥ 3,300 (税込)      

数量

商品コード: 1381-062

作品名:シューベルト:交響曲9番D.944「グレイト」/-- 1.Andante; Allegro Ma Non Troppe-- 2.Andante Con Moto--  | --3.Scherzo And Trio-- 4.Finale (Allegro Vivace)
演奏者:C.シューリヒト指揮シュトゥットガルト・南ドイツ放送so.
プレス国:フランス, France
レーベル:Guilde Internationale Du Disque
レコード番号:M 2215
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---濃緑/銀段付, グルーヴガード厚, グルーヴガード厚, 工場:f(Pathé), スタンパー/マトリクス:M 2215-Ⅰ-25/M 2215-Ⅱ-25(手書き文字マトリクスとMスタンパー+パテキュラー), 1961年頃の製造分・3種併存のPathéプレス(フランス・モノラル最古)
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---折返両面コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランス・モノラル最古)
トピックス:1960年9月ドイツ・シュトゥットガルトでのものモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1961年Concert Hall Society, Inc.グループによりコピーライト登録, フランスではモノラルがGuilde Internationale Du Disque:M 2215(当装丁)にて初リリース, ステレオは1976年頃 Guilde Internationale Du Disque:SMS 2215(赤/銀グルーヴガード薄手盤・別デザイン・ジャケット入りにて初リリース(希少!), これはフランスでの初年度リリース分モノラル・オリジナル, ドイツでは1961年独Musical Masterpiece Society:M 2215/SMS 2215にて初リリース, 英国では1961年英Concert Hall:AM 2215/SMSC 2215にて初リリース, フランスに1960年代リリースのステレオは存在しないと思われる, コンサートホールでのステレオはモノラルに比べ非常に少ないケースが多い, またモノラル発売後10年以上あとになって発売されるケースも多い

商品詳細:近年では入手難になりつつある。シューリヒトのシューベルト:グレイトはDECCAにもEMI系にも録音が無く当コンサートホール系レーベルにしかない録音である。このコンサートホール系音源なら、価格的にも充分に手が届くはず。オケが変わってもシューリヒトのスタイルは一貫していて、颯爽としたテンポで、どんなオケでも自己を貫徹する。そのあたりにこの指揮者の信頼性がある。シューリヒトにこの曲は合わないかと思ったが、出だしが驚く程スマートで驚いた。シュトゥットガルト・南ドイツ放送so.とは数曲録音していて相性が良いようだ。フランスではステレオは1970年代中期まで発売されなかったようである。シューリヒトにコンサートホール系録音が多い理由はミュンシュやモントゥーとは理由が異なる。カール・シューリヒト(1880- 1967)はドイツ人だがウィーン・フィルやパリ音楽院o.と相性が良く、多くの名演奏をそれらと残したがあまりの完全主義に一切の妥協をせずプロデューサーとは常に衝突を繰り返し、しまいには首になってしまったらしい。楽団員からは尊敬されていた。それで1960年から自由が利くConcert Hall Societyのようなレーベルに籍を置くことになったらしい(規模は世界最大)。ありていに言えば拾ってもらったといっても過言ではない。Concert Hall だけがシューリヒトが自分らしく録音できる最期の砦となったのである。悪く言えば他に行くところがなかったというのが正直な話だろう。1960年代はじめ大物指揮者が居なかったConcert Hall Societyでシューリヒトは思う存分腕を振るい、このマイナーレーベルに素晴らしいカタログを作り上げた。中古市場ではチープレーベル扱いの為、また大量のプレスが世界中にあるため安価である。しかし内容はシューリヒトの意図が完全に反映された演奏となっておリ、オーケストラの質さえ高ければ第一級の名演にも引けを取らない演奏であることは紛れもない事実である。商業第一主義のメジャーレーベルから追放されたシューリヒトだったがConcert Hall Societyという安住の地を見つけて自身の思う演奏ができたことは幸福だったのではあるまいか。一つ惜しむらくは一流のオーケストラを振ることができなくなってしまったことである、その中でもDGGでメジャー録音が多いシュトゥットガルト・南ドイツ放送so.はConcert Hall Societyが用意できた最上級のオケである。チープレーベルという先入観でこれらを見送っていると、音楽の本質を見失い、最も愚かな行為である周りに迎合するという悪癖を身に付けることになりかねない。レコードの値段は内容と比例していないことをここで申し上げておきたい。ステレオも存在するがモノラル50枚に対しステレオ1枚程度の割合でしか存在しない事実を知っていただきたい。

C.シューリヒトの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】


関連カテゴリ






SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog