商品コード:1381-053[GUILDE du DISQUE] P.フルニエ(vn) メンデルスゾーン:協奏変奏曲, シューマン:幻想小品集 他, シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
商品コード: 1381-053
商品詳細:フルニエの小品集は最初、英COLUMBIAに2枚、DECCAに1枚あり、人気は高く、3枚とも相当に高額(モノラル)。この1963年にモノラル/ステレオで録音されたCHS系は音質も非常に良く、フルニエの雄大なチェロが響く。ピエール・フルニエ(1906 - 1986)はパリ生まれのチェロ奏者。弟のジャンはヴァイオリニストである。12歳でパリ音楽院へ入学してポール・バズレールとアンドレ・エッキングに師事した。1927年にはコロンヌ管弦楽団のソリストとして迎えられ、フランス各地およびヨーロッパ各国での演奏活動を開始した。1956年以降はジュネーヴに住み、演奏活動の拠点とした。なんといってもフルニエを有名にしたのは1960年にArchiv Produktionに入れたバッハ:無伴奏Vc組曲の全曲録音だろう。1940年代のSP録音から始まり、1950年代のDECCA、Columbia、1960年頃からのDGG/Archiv Produktion、1970年代ERATO、RCA等様々なレーベルに録音を残したが中でもConcert Hall系への録音は特殊である。1960年代のM.オーベルソン指揮パリ・コンセールo.とのオーケストラ付き小品集が最初の録音である。同じ時期にドレル・ハンドマン(pf)とのチェロ・リサイタルも発売された。1978年にはシューマンの室内楽を録音。1978年にはConcert Hall系列の Festivalレーベルにバッハ:無伴奏Vc組曲の2回目全曲録音を行った。点数は少ないが重要な録音ばかりである。筆頭はオーケストラ付き小品集でオケはジャン=マリー・オーベルソン指揮パリ・コンサート管弦楽団(パリ・コンセールo.)。録音・発売はオーケストラ付き小品集と同時期だが、プレスが少なくあまり知られていないチェロ・リサイタル盤はこのD.ハンドマン(pf)と共演した1枚である。メンデルスゾーン、シューマン、シューベルトといったドイツ系ピアノ伴奏作品を集めたLPが発売された。小品集ではないが協奏曲やメジャー室内楽が多いフルニエにとって珍しい選曲であり、他のレーベルでは出ていない種類のリサイタル盤となっている。フルニエの温かみのある音がたっぷり味わえる内容。ステレオも存在するがかなり希少(当社未入荷)! ピアノのドーレル・ハンドマン(1906 - 2000)はルーマニア人家系の両親を持つフランス人。La Voix De Son Maîtreのドビュッシーのリサイタル盤がある。またConcert Hall系列にベートーヴェンの小品集が出ている。
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