商品コード:1381-019[DCNS] S.リヒテル(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲20番K.466

[ 1381-019 ] Mozart- Sviatoslav Richter K.Elianberg USSR State Symphony Orchestra


通常価格:¥ 4,400 (税込)

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商品コード: 1381-019

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲20番K.466/第1楽章 Allegro-- | --第2楽章 Romance--第3楽章 Rondo.Allegro assai
演奏者:S.リヒテル(pf)K.エリアスベルク指揮ソビエト国立so.
プレス国:フランス, France
レーベル:Disque-Cub de Nouveau Siécle
レコード番号:DCNS 801
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 影響は小さい
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面12時に極小10回出る点→6
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---青/黒外溝, 外周3cmの盛上り(カマボコ)あり, 7時方向に横字でMade in France, 厚手(フラット直後の厚手タイプ), Price Code:なし, マトリクス/スタンパー:LPL 1095 DCNS 801 A/LPL 1096 DCNS 801 B, 1960年頃の製造分(フランス最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし(フランス最古)
トピックス:1958年5月20日モスクワでのモノラル・ライブ録音, 録音詳細不明, ライブの為ロシアではリリースされなかったと思われる, 番号見当たらず・1980年のMELODIYAカタログにも未記載, フランスでは1960年頃Disque-Cub de Nouveau Siécle:DCNS 801(当装丁)にてサードパーティ(クラブ盤)として初リリース, ライセンス正規盤の発売はない, これは1960年代初期フランスでのサードパーティ(クラブ盤)・オリジナルである, 別の同レーベルはMELODIYAのマトリクス/スタンパーをそのまま使用していることを考えるとMELODIYA未発売の可能性は高い, これが当ライブ音源の唯一のLPである可能性は高い, 唯一ではなくとも年代的に最初のLPの一つである, レコード番号のDCNSがレーベル名のDisque-Cub de Nouveau Siécleの略, 希少タイトル!, DGG録音よりかなり良いことは間違いない, フランスでしか発売されなかった可能性が高い!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:リヒテルのモーツァルト:ピアノ協奏曲20番というとDGGのS.ヴィスロツキ指揮ワルシャワ国立po.しか知られていない。実は1958年にソ連時代にモスクワで行ったモノラル・ライヴ録音がある。指揮はカール・エリアスベルク/ソビエト国立交響楽団であり、珍しい録音。リヒテルのモーツァルト:ピアノ協奏曲は多くはない。カナダBATONからリリースされた1966年マゼール/フランス国立管弦楽団との9番と1967年ブリテン指揮/イギリス室内管弦楽団との22/27番がある。他に1968年ライヴでスヴェトラーノフ/モスクワ室内o.と9番。1973年コンドラシン/モスクワpo.との27番。同年バルシャイ指揮/モスクワ室内o.と14番があるものの、どれもライヴ録音でLP化されていない。モーツァルト:ピアノ協奏曲のメジャーLP録音はDGGに20番しかないのが実情である。その為かリヒテルとモーツァルトは全く結びつかない印象が固定してしまった。この録音は1950年代のモノラルとは思えないクオリティでエリアスベルクの指揮がパワフルでロシアらしい強い迫力。そしてリヒテルのソロはDGGより活気があり、深みもあるように感じる。リヒテルとしては同じロシア人であるエリアスベルク/ソビエト国立交響楽団の方が当然ながらやり易いはずである。テンポも自分のスタイルで安定しており、出来の良い演奏ではないだろうか。1959年リヒテルがまだ西側に出られない時期にソ連とドイツの中間地点で行われたワルシャワでの録音はDGGが録音して大いに盛り上がり注目された録音だったが、リヒテルにとっては外遊先での演奏であり、あわただしい準備で行われた1回限りのものであったことを考えると、タップリ話し合い、準備に時間がかけられたモスクワ録音が成功したのは当然のことであろう。世界的には殆ど知られていない録音だが聴いてみれば納得される内容である。オーケストラが少々強過ぎるきらいはあるがソロは申し分なく良い。音質も驚くほど良い。通常リヒテルの20番はDGG音源であるが、これはロシアプレスが存在しない別のライブ録音である。ライヴ録音の為、MELODIYA未発売と思われる。DGG録音が嘘のような生気がしっかり感じられる演奏でオケも素晴らしく良いだけでなく、リヒテルが乗りに乗ったライヴならではの本領発揮がある!

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