商品コード:1382-064[COLUMBIA] A.チッコリーニ(pf) / アルベニス:ピアノ組曲「イベリア」(全4巻)

[ 1382-064 ] Albéniz, Aldo Ciccolini – Iberia 1er - 4e Cahiers


通常価格:¥ 15,400 (税込)

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商品コード: 1382-064

作品名:アルベニス:ピアノ組曲「イベリア」(全4巻12曲)/第1巻:1.エボカシオン--2.港 --3.セビーリャの聖体祭--第2巻:1.ロンデーニャ--2.アルメリーア--3.トゥリアーナ-- | --第3巻:1.エル・アルバイシン--2.エル・ポロ --3.ラバピエス --第4巻:1.マラガ--2.ヘレス --3.エリターニャ
演奏者:A.チッコリーニ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:CCA 1085-6
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 single records set
評価/レコード:8/7 : 両面に紙シール貼あり
評価/ジャケット:A
キズ情報:1枚目B面8時に微か~極小5回出る凸
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀音符段なしStéréo Gravure Universelle×2, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:YLX 1224 21/YLX 1225 21---以降省略, 1966年頃の製造分・2種並存のPathéプレス(フランス最古), SAXF番号存在せず
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付薄手ボード(細目紙厚手・ツルツル表面)×2, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(フランス最古)
トピックス:1966年1月-3月パリ・サル・ワグラムでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1966年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:CCA 1085/CCA 1086のバラ2枚(当装丁)にて初リリース→1969年頃CVB 1085/CVB 1086に変更される, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, モノラルは存在しない, バラ2枚揃うことはなかなかない, チッコリーニの珍しいイベリア作品!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:SAXFは存在せず、このCCAがオリジナルとなる。モノラルは存在しない。チッコリーニの中でも異色の録音だが、録音も良く、幻想的な雰囲気が漂う素晴らしい内容。イベリア色を適度に押さえ、ひたすら彼の美学の表現の場としているようだ。一つの風景画のごとく感じる。色彩は淡い色使いで、野暮ったさがない。SAXFと全く同一のレーベルと厚み。クリアーな音も良い。2枚揃えることは意外なほど困難。チッコリーニの珍しいイベリア作品。アルド・チッコリーニ(1925-2015)はナポリ生まれのピアニスト。作曲家のフランチェスコ・チレアに認められ、ナポリ音楽院に入学。1940年にピアノ科第1位、1943年に作曲科第1位で修了。1947年には22歳の若さで同音楽院ピアノ科教授に就任した。1941年にサン・カルロ劇場で公式デビューし、学業の傍らイタリア国内の演奏活動を開始。1948年にはローマの聖チェチーリア賞を受賞。1949年、ロン=ティボー国際コンクールで優勝。この受賞を機に演奏活動は世界的なものとなる。翌1950年にはカーネギー・ホールでニューヨーク・フィルと共演し、センセーションを巻き起こした。以降、アンセルメ、フルトヴェングラー、モントゥー、ミュンシュ、クリュイタンス、マルティノン、チェリビダッケ、クライバー、マゼールをはじめとする名指揮者と共演し、巨匠として称される。1949年にパリに移住し、1969年に帰化。1999年には在フランス50周年記念リサイタルを開催。このリサイタルには各界の有名人たちが参集し、話題を呼んだ。フランス政府から授与された国家功労賞、芸術文化勲章、レジオン・ドヌール勲章などをはじめ、あまたの受賞歴を持つ。一方、パリ国立高等音楽院で教鞭を執り、その門下生には、ジャン=イヴ・ティボーテ、ニコラ・アンゲリッシュらが居る。非常に幅広いレパートリーを高水準で演奏した数少ない万能型ピアニストであった。中でもサティのピアノ作品全曲録音は世界初の録音となり話題をさらった。2015年の秋には90歳記念の日本公演が行われるはずだったが、2月1日にパリ郊外のアニエール=シュル=セーヌの自宅で亡くなってしまった。享年90。ラテン系音楽らしく、この録音にもスペインの風土を漂わせている。土の香りや乾いた空気が感じられ、スペイン人の演奏と言われても信じられる感性が宿る。生命力溢れる瑞々しい演奏が魅力であり、時間の経過とともにその芸術が色褪せることはないだろう。音楽に物語りを乗せることが出来た数少ないピアニストであった!

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