商品コード:1382-063[COLUMBIA] M.ロン(pf)/ フォーレ:Pfと管弦楽のためのバラードOp.19, ラヴェル:Pf協奏曲

[ 1382-063 ] Faure, Ravel, Marguerite Long, ‎- Ballade, Op.19 / Concerto En Sol Majeur


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商品コード: 1382-063

作品名:フォーレ:Pfと管弦楽のためのバラードOp.19 | ラヴェル:Pf協奏曲 ト長調
演奏者:M.ロン(pf)A.クリュイタンス指揮パリ音楽院o.--(フォーレ)/G.ツィピーヌ指揮パリ音楽院o.--(ラヴェル)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 169
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面1時方向に小さな無音ビニール焼けあり
レーベルタイプ:【フランスでの第3版】---紺/銀音符段付, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:XLX 108 23/XLX 109 22C, 1960年頃の製造分・2種並存のPathéプレス
ジャケット:【フランスでの第3版】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(フランス最古ではない・ペラあり)
トピックス:フォーレ:1950年10月30日/ラヴェル:1952年6月パリ・シャンゼリゼ劇場にてモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1953年頃:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 169(紺/銀音符内溝レーベル・Disque invassableロゴ付きフラット盤・旧デザイン折返ツヤペラジャケット入り)にて初リリース→1955年頃同一レーベル・Disque invassableロゴなしフラット盤・旧デザイン折返ツヤペラジャケット入り→1957年頃ジャケットが三方余白・棒付厚手ボードジャケ入りに変更→1960年頃同一番号・紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付き厚手ボードジャケット(当アイテム)→1964年頃同一番号・紺/銀音符段なしレーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付厚手ボードジャケット→1966年頃FCX PM 30354・新デザインジャケ入り---と変遷する, 2曲とも2回目録音・初回はSP録音, これは1960年頃製造の第3版のグルーヴガード厚手盤が1960年頃製造の三方余白なし・棒付厚手ボード粗目(第3版)のジャケットに入るケースで初期盤, Disque invassableロゴ付きフラット盤で盤質7は殆どない, 棒付厚手ボードジャケットには同一デザインで三方余白あり(前期)→三方余白なし(後期)の2種がある, Grand Prix De L'academie Du Disque Francais-Palmares 1953がジャケット6時に印刷, 名演だったのでプレスの種類が多く1970年頃まで何度も再版された, フォーレは1930年にゴベール指揮のSP録音あり, ラヴェルは1932年4月14日ラヴェル指揮(レイタス・ブランコ指揮説あり)のSP録音あり, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:フォーレ:1950年10月30日/ラヴェル:1952年6月パリ・シャンゼリゼ劇場にてモノラル録音,何方も旧SP録音があり、M.ロンには2回目録音となる。勿論LP録音では初で1回だけとなる。マルグリット・ロン(1874 - 1966)はパリ音楽院と共に語られることが多いピアニストであり教育者。フランス南部のガール県ニームの生まれ。1889年にパリ音楽院入学。アントワーヌ=フランソワ・マルモンテル(1816 - 1898)の息子アントナン・マルモンテル(1850- 1907)の指導を受けつつ演奏活動を開始する。1920年、自身の音楽学校を創設し、これが1941年にはロン=ティボー音楽学校となる。フォーレ、ラヴェルからも直接指導を受け、親交があった。1907年からパリ音楽院ピアノ科講師を務めていたが、1920年からパリ音楽院ピアノ科教授となる。1932年1月、自身に献呈されたラヴェルの「ピアノ協奏曲 ト長調」を初演。作曲者とともにこの協奏曲を携え、ヨーロッパ中を演奏旅行する。1943年、ヴァイオリニストのジャック・ティボーとともに第1回ロン=ティボー国際コンクールを開催。このコンクールは現在でも行われ、若手音楽家の登龍門となっている。弟子としてジャック・フェヴリエ、ジャン・ドワイヤン、ピエール・バルビゼ、サンソン・フランソワ、フィリップ・アントルモン、ブルーノ・レオナルド・ゲルバー、日本人の園田高弘らの名が挙げられる。1959年85歳で演奏活動より引退した。近代フランス音楽を創ったピアニストとして多くの書籍が出版されている。現在フレンチ・ピアニズムといえばマルグリット・ロンと彼女のメソードを指す。ラヴェルの協奏曲は1931年に作曲され、翌1932年1月14日、パリのサル・プレイエルにおいてマルグリット・ロンのソロ、ラヴェル指揮で初演された。同年4月14日マルグリット・ロンのソロ、ラヴェル指揮(レイタス・ブランコ指揮説あり)でSPによりパリ・スタジオ・アルベールにて初録音された。曲は初演者のマルグリット・ロンに献呈された。正にマルグリット・ロンの曲と言えるのである。実際の指揮はブランコでラヴェルは現場には居たが、アドヴァイザー役だったらしい。セールス的にラヴェル指揮としたのが本当らしい。これはLPでの最初の録音と思われる。フォーレ:バラードは1879年にピアノ独奏曲として作曲され、1881年に管弦楽伴奏の形に編曲された。1881年にフォーレ自身のピアノ、エドゥアール・コロンヌ指揮で管弦楽版が初演され、サン=サーンスへ献呈された。ロンは1930年フィリップ・ゴーベール/ パリ交響楽団でSP録音を行った。1950年10月30日にLPで録音された、これがLP初録音であると思われる。こちらもまた最高レベルのお手本のような演奏であることは間違いない。

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