商品コード:1382-036[PHILIPS] N.マガロフ(pf) / ショパン:ワルツ集(全19曲)/ワルツ1~19番

[ 1382-036 ] Nikita Magaloff – Chopin Les 19 Valses


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商品コード: 1382-036

作品名:ショパン:19のワルツ(全19曲)/ワルツ第1番 変ホ長調『華麗なる大円舞曲』Op.18--ワルツ第2番 変イ長調Op.31-1「華麗なる円舞曲」--ワルツ第3番 イ短調Op.34-2--ワルツ第4番 ヘ長調Op.34-3『猫のワルツ』--ワルツ第5番変イ長調Op.42「大円舞曲」--ワルツ第6番 変ニ長調Op.64-1『小犬のワルツ』-- | --ワルツ第7番 嬰ハ短調Op.64-2-- | --ワルツ第8番 変イ長調Op.64-3--ワルツ第9番 変イ長調Op.69-1『別れのワルツ』--ワルツ第
演奏者:N.マガロフ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:9500 504
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/銀4本線中黒, 枠内3時にMade in France, Trésors Classiques, グルーヴガード, Ⓟ1976 , スタンパー/マトリクス:AA 6580 173 1Y 1 Ⓟ1976 670 /AA 6580 173 2Y 1 Ⓟ1976 670 , 1977年頃製造分(フランス最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面ツヤ背赤, 11時に赤ベース楕円 Collection Trésors Classiques, Ⓟ1976Ⓒなし, ジャケ裏年号:なし(フランス最古)
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---1976年頃オランダでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1976年頃N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:6580 173(Universo Series・灰青/白土手レーベル・Universo Seriesロゴ付き表コートペラジャケット入り)にて初リリースと思われる, フランスでは1977年頃仏PHILIPS:9500 504(当装丁)にて初リリースと思われる, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, Ⓟ1976だが実際の製造発売は1978年頃と思われる, オランダとフランスで番号が異なる珍しいケース, 1974-1978年に録音されたショパンのピアノ・ソロ作品全集は全205曲の中の一つ!14曲ではなく19曲収録!

商品詳細:ニキタ・マガロフ(1912- 1992)はサンクトペテルブルクでグルジア-ロシア系貴族の家に生まれる。一般にロシア人と認知されているが、マガロフ家はロシアへ帰化したグルジア人である。1918年に家族とロシアを離れ、最初にフィンランドに移民し、後にパリへ移った。生地でピアノをアレクサンドル・ジロティに、その後パリでイシドール・フィリップについて学ぶ。ロシアンスクール出身ではない。ヴァイオリニストのヨーゼフ・シゲティの伴奏者を務めたことが縁でその娘婿となり、ジュネーヴ湖畔に住まいを構えた。1949年に畏友ディヌ・リパッティが病に倒れると、その後任教授として1960年までジュネーヴ音楽院に勤め、マリア・ティーポやライオネル・ログ、マルタ・アルゲリッチらを育成した。また、彼の友人にはモーリス・ラヴェルやセルゲイ・プロコフィエフがいる。1937年からソリストとして本格的な活動に入り、亡くなる直前まで演奏活動を続けた。---Wikipedia--- マガロフのスタイルはアレクサンドル・ジロティの影響が濃厚と言われる。ジロティは大元を辿ればショパンに行きつく。ショパン弾きは世界に大勢いるがマガロフ程の格調の高さを持つショパン弾きは類を見ない。あのコルトーでさえサロン音楽の王ではあるがマガロフ程の格調はない。数あるショパン弾きの中でもその清廉さにおいて右に出るピアニストはいないのではないだろうか? これほどの大物だが、まだまだその存在が知られているとは言い難い状況である。マガロフは1950年頃からDECCAに籍を置いていたが1960年初頭からPHILIPSに移籍する。1964年からはConcert Hallに並行して活動していた。1979年までにPHILIPSで多くの録音を果たした。中でも1974-1978年に録音されたショパンのピアノ・ソロ作品全集は全205曲を有するほぼ完全な一人全集でマガロフはショパン直系の弟子筋にあたり、この偉業は特にプロのピアニストからの評価が高いようである。どれだけの単売が存在するか不明だが「19のワルツ」はその中の一つである。ショパン作品でマガロフはまるで水を得た魚のような溌溂とした演奏を見せる。全ての音に生命が宿り、最低限の情感しか入れないにも関わらず音楽が踊り出すような錯覚を覚える。マガロフのショパンのピアノ・ソロ作品全集は説明の必要のない名演集である!

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