商品コード:1382-030[PHILIPS] C.アラウ(pf) / シューマン:Pf作品集/謝肉祭Op.9(全20曲), 幻想曲Op.17(全7曲)
商品コード: 1382-030
商品詳細:クラウディオ・アラウ( 1903- 1991)はチリ生まれのピアニスト。チリ政府の援助によってドイツに留学。ベルリンのシュテルン音楽院で、リストの高弟であるマルティン・クラウゼに師事(同門にエトヴィン・フィッシャーがいる)。ベルリンでのデビューは1914年。大成功を収め、以後ニキシュ、メンゲルベルク、フルトヴェングラーらの大指揮者と共演。ヨーロッパでの名声を確立する。1925年には母校シュテルン音楽院の教授に就任。1927年にはジュネーブ国際ピアノ・コンクールに1位入賞。1935年からはベルリンでバッハとモーツァルトの全クラヴィーア曲の連続演奏会を開く。またベートーヴェンやウェーバー、シューベルトのピアノ・ソナタ連続演奏会をヨーロッパや南米各地で行い、その名声を不動のものとした。1941年、カーネギー・ホールにデビューし、翌年より本拠をアメリカに移す。1950年代より英COLUMBIA等に多くの録音を残すが、1962~66年のPHILIPSヘ移籍してから作曲家ごとに体系的な録音を開始した。中でもベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集、ピアノ協奏曲全集、ショパン: ピアノ作品集等が知られる。シューマン作品集に関しては完全な全集ではないが、メジャー作品とされる大半をLP9枚に録音した。単売LPをバラで集めるのは困難である。一枚ごとに味わって聴くのが正解だろう。ピアノの場合、同じ曲の演奏者違いは五万とあり、選択の理由は様々と思われるが、自分の好きなピアニストのLPで選ぶのが正解と思われる。価格や様々な要素が入り混じることになるが、時代や価格の制約の中でアラウのシューマンというのは一つの選択肢になり得るチョイスである。特にCOLUMBIA時代はシューマンのソロ録音はないので一つ試してみるのは悪くない。全部を集める必要はない。逆に全集物等は安価であるが入手しても置いておくだけになりやすい。それより、オリジナル盤が持つ良さを味わうべきだろう。
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