商品コード:1382-015[PHILIPS] C.ハスキル(pf) / シューベルト:Pfソナタ21番D.960, モーツァルト:Pfソナタ10番K.330

[ 1382-015 ] Schubert, Mozart, Clara Haskil – Sonate B-Dur Op. Posth. / Sonate Nr.10 C-Dur KV 330


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商品コード: 1382-015

作品名:シューベルト:Pfソナタ 変ロ長調 21番Op. Posth. D.960--1.Molto Moderato--2.Andante Sostenuto--3.Scherzo-- | --4.Allegro Ma Non Troppo, モーツァルト:Pfソナタ10番K.330
演奏者:C.ハスキル(pf)
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:A 00484 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 一部コーティング剥がれあり・補修済み
キズ情報:A面6時に小+中10+極小4回出る点と極小~小7+極小34+3回出る点群あり→6, B面6時に微かに15回出る点→7
レーベルタイプ:【オランダでの再版/カップリング替LPのオリジナル】---アズキ/銀Minigroove内溝, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤)・端はナイフエッジに近い, 5時にMade in Holland(ラウンド逆文字), スタンパー/マトリクス:6A AA 00484 L ▽ 1L=1 670/6A AA 00484 L ▽ 2L=2 670, 1957年頃製造分(当カップリングのオランダ最古)
ジャケット:【オランダでの再版/カップリング替LPのオリジナル】---表コートペラ, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(当カップリングのオランダ最古)
トピックス:シューベルト:1951年6/10月オランダでのモノラル録音, 録音詳細不明, オランダでは1952年頃N.V. Philips Phonografische Industrie によりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00108 L(アズキ/銀Minigroove内溝レーベル・フラット盤・初期共通デザインジャケット入りにて)初リリース(+シューマン・色とりどりの小品~3曲), モーツァルト:K.330:1954年頃オランダでのモノラル録音, 録音詳細不明, オランダでは1956年10"がPHILIPS:A 00724 R(+K.573)が1956年初出, 1957年頃この2曲がカップリングされA 00484 L(当装丁)にて初リリース→1960年頃アズキ/銀PHILIPSレーベル・当ジャケット入り→1964年頃アズキ/銀3本線内溝レーベル・当ジャケット入りにて再リリース, これは1957年頃製造のカップリング替LPのオリジナルである, K.330が12"で聴けるLPは当番号のみと思われる, フランスでは1958年頃仏PHILIPS:L 00484 L, 英国では1958年頃英PHILIPS:ABL 3356にて初リリース, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:このカップリングは初出ではない。シューベルト:Pfソナタ21番は1951年に録音されシューマン:色とりどりの小品~3曲とのカップリングで1952年にはA 00108 Lで初リリース。モーツァルトのソナタK.330は1954年頃の録音でK.573とのカップリングで10"盤・A 00724 Rで発売された。何方も入荷の非常に少ない希少盤である。もしあっても古いプレスの為盤質7は望むべくもないだろう。この2曲は1957年頃カップリングされてA 00484 Lで発売された。モーツァルトの12"化という目的もあったと思われる。特に10"盤で出たモーツァルトのソナタは入手が困難である。この12"盤が出たことでモーツァルトのソナタを12"で聴くことができるようになった。2曲ともオリジナルではないが単なる再版ではなく、当社ではカップリング替LPと称している。何処の大手レーベルでも最初に10"盤で出た曲は時代の要請と共に何らかの形で12"盤化され発売されるケースが多い。その際の企画が10"盤2枚をカップリングすると、圧縮された音質低下が激しいが、当盤のようなやり方の場合、そこまで極端な音質低下は起こらない。ハスキルのモーツァルトのソナタという重要な録音をより良い音質で12"盤で愉しんでもらうための配慮であった。モーツァルトのソナタはB面の4/5を使っていて、滲みあるハスキルのピアノの特徴がよく出ている。A面全部とB面の1/5にまたがるシューベルはハスキルのPHILIPSにおける最初期録音であり名演として知られる。名演の多いソナタではあるがハスキルの演奏には独自の世界観があり、こぼれそうな柔らかい音の周りにたっぷりとまとわり付いた付帯音が全く独自の世界を創造している。何方もハスキルの代表作であり、この新しいカップリングで我々はハスキルの1950年代前期の名演を愉しむことができるのである。

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