商品コード:1383-031t[SUPRAPHON] V.ノイマン/ マーラー:交響曲1番「巨人」

[ 1383-031t ] Gustav Mahler - Czech Philharmonic Orchestra / Václav Neumann – Symphony No˚ 1


通常価格:¥ 4,400 (税込)

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商品コード: 1383-031t

作品名:マーラー:交響曲1番「巨人」/--1.Langsam, Schleppend / Im Anfang Sehr Gemächlich--2.Kräftig Bewegt, Doch Nicht Zu Schnell-- | --3.Freierlich Und Gemessen, Ohne Zu Schleppen--4.Stürmisch Bewegt
演奏者:V.ノイマン指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:1410 2963
M/S:ステレオ・クワドロフォニック, stereo/Quadraphonic,
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・オリジナル・タイプ】---青/銀1本線, 12時にMade in Czechoslovakia, 3時にSQ Stereo Quadraphonic, グルーヴガード厚手, Ⓟ1982, スタンパー/マトリクス:Q 289 A A/Q 290 B A, 1982年頃の製造, Manufacturing Date Code:82.1
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでのオリジナル】---両面コートペラ, ⓅⒸ1981, ジャケ裏年号:なし(輸出仕様最古)
トピックス:1979年10月3-8日プラハ・芸術家の家(ルドルフィヌム)・ドヴォルザーク・ホールのSUPRAPHONスタジオにてステレオ/QS録音, 録音技師:Stanislav Sykora, プロデューサー:Milan Slavický, 1981年Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年国内/輸出仕様同一番号にてSUPRAPHON:1410 2963(当装丁・1981年プレス)にて初リリース, これは1982年製造のオリジナル・タイプ盤がオリジナル・ジャケットに入るケース, 毎年のようにプレスを繰り返すSUPRAPHONでは初年度プレスに当たる確率は低い, 1年落ち程度はほぼオリジナルとして差し支えない, 1976年~1982年のマーラー:交響曲全曲録音の一つ(3/8/9番はデジタル録音), また1970年代に入ると国内/輸出仕様同一番号となり表記言語だけの違いになる, SUPRAPHONはSQ仕様のみの発売, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:指揮者ヴァーツラフ・ノイマン( 1920- 1995)はプラハ生まれ。ヴァーツラフ・ターリヒに学んだ。在学中から音楽院内の弦楽四重奏団でヴィオラ奏者を務めた。1945年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者となる。1947年、当時チェコ・フィルの首席指揮者であったラファエル・クーベリックが急病となり、その代役として指揮者デビューを果たし、翌年から常任指揮者となった。ブルノ交響楽団、プラハ市交響楽団で指揮を執り、その後活躍の場を東ドイツに移す。1964-1968年にコンヴィチュニーの後任としてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団楽長に就任した。1968年、プラハの春にソヴィエトが介入するとアンチェルはカナダに亡命、ノイマンはその後任としてチェコ・フィルの首席指揮者に就任し、祖国に戻った。この際、ソ連の介入に東ドイツが同調し東ドイツ軍を参加させたことに抗議して、ライプツィヒのポストを辞任している。また、シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者を務めていた同胞のマルティン・トゥルノフスキーも、同様に職を辞した。1964-1968年にETERNAに多くの録音を残した。ETERNAで最初に企画された複数指揮者によるマーラー:交響曲の中でマーラーの5/6/7/9の4曲を録音している。ETERNAの最初のマーラー全集の一翼を担った。「プラハの春」事件でチェコに戻ったノイマンはすぐにチェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に任命される。くしくもチェコ・フィルの首席指揮者だったカレル・アンチェルもまた「プラハの春」事件に抗議して、米国への演奏旅行中のそのまま亡命してしまった。「プラハの春」事件は音楽界にも多大な悪影響を及ぼした。ノイマンはこの事件を機にチェコ・フィルの首席指揮者となり1989年まで20年間その座に座った。この期間にETERNAでは全曲録音を果たせなかったマーラー:交響曲全集録音を1976年~1982年の6年をかけて果たすこととなる。同時にこの録音がSUPRAPHONにおける初のマーラー:交響曲全集録音となった。1番は1976年に録音されたステレオ。3/8/9番はデジタル録音となった。時代的にアンチェル時代の音は出ないが、アンチェルはマーラーを1/9番の2曲しか録音しなかったのでマーラーファンにはノイマンの全曲録音はありがたい結果となった。全体にまだチェコ・フィル特有の温かみのある弦楽の音はかろうじて残っていてそれが救いとなっている。速めのテンポでストレートなアンチェルのスタイルに比べゆったりした歌い回しでゆとりあるテンポと抒情的な温かい響きを求めたノイマンのマーラーはそれなりに高い評価を得た。マーラー演奏に限って言えば1970年代~1980年代全はという時期の録音においてノイマンの果たした役割は大きく、これ以上に臨むべくもない演奏であったと言えるだろう。

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