商品コード:1383-030p[SUPRAPHON] L.v.マタチッチ/ ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」

[ 1383-030p ] Beethoven / Lovro Von Matacic - The Czech Philharmonic – Symphony No. 3 "Eroica"


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商品コード: 1383-030p

作品名:ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」/-- 1.Allegro Con Brio--2.Marcia Funebre; Adagio Assai-- | -- 2.(Continuation): Adagio Assai--3.Scherzo; Allegro Vivace--4.Finale, Allegro Molto
演奏者:L.v.マタチッチ指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUA 10052
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : ごく軽度の難・7でも良いレベル
評価/ジャケット:A : 軽度のシワあり
キズ情報:B面12時に微かに10回程度感じる7mmの軽スレ, 6時に微かに数回+極小30回程度出る1cmの軽スレ→6
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・モノラル・オリジナル】---青/金輪逆内溝, 6時にMade in Czechoslovakia, フラット重量, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:VM 1519 M 1A3B/VM 1520 B 1A, 1961年頃の製造(モノラル最古)
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・モノラル・オリジナル】---折返両面ツヤペラ, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(輸出仕様・モノラル最古)
トピックス:1959年3月15-18日プラハ・芸術家の家(ルドルフィヌム)・ドヴォルザーク・ホールのSUPRAPHONスタジオにてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Miloslav Kulhan, プロデューサー:Miloslav Kuba, 1959年Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年国内仕様がSUPRAPHON:DV 5556/SV 8019(赤/銀三角ステレオレーベル)にて初リリース, 1961年頃輸出仕様がSUPRAPHONからモノラル:SUA 10052(当装丁)にて初リリース, 1962年ステレオ:SUA ST 50012にて初リリース→1967年頃SUA ST 50785に変更される, これは旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・モノラル・オリジナル, LPV番号は存在しない, マタチッチの名演の一つ, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ロヴロ・フォン・マタチッチ( 1899 – 1985)はユーゴスラビア出身の指揮者で日本では特に人気が高い。1956-1958年にはスウィトナーの前任としてドレスデン・シュターツカペレの音楽総監督だった。この時期からEMIへの録音が多くありフィルハーモニア管弦楽団を指揮した録音には名演とされるものが多い。英国系指揮者より大胆な爆演系のスタイルで抜群のリズム感が特徴。1960年代初頭から後期にかけてSUPRAPHONに数点の録音を残した。今となってはどれも貴重!多くはないSUPRAPHON録音の中でも傑作の呼び声が高い1959年モノラル/ステレオ録音。当時SUPRAPHONでは複数の指揮者によるベートーヴェンの交響曲全集を製作中で、この最初のベートーヴェンの交響曲全集のうち、マタチッチは第3番のみを担当。1959年の録音で当初モノラルが先行発売、1960年代初期に初めてステレオが出た。恐らくステレオ・テイクを眠らせていたのだろう。東欧では普通にあること。これは最初に発売されたモノラルの再生音である。チェコpo.の少し湿った渋い空気感がよく出ていて、西側のロンドンpo.やウィーンpo.のオケの音とは明らかに異なる。スケール的には雄大とは言えないが、反応のよいオケは瞬発力があり、力みのない親しめる演奏。わざとらしい誇張のない自然体である。マタチッチの熟成された感性が窺える。ロヴロ・フォン・マタチッチ(1899-1985)はユーゴスラビア出身の指揮者。日本で特に親しまれた指揮者の一人である。ウィーン少年合唱団の入団からずっと自国と西側の両方で活躍した。NHK交響楽団を指揮した演奏会のライヴ録音なども近年CD化された。戦後は親ナチ主義者として肩身の狭い思いで録音には恵まれなかった。チェコpo.と縁があり、この録音が実現した。「英雄」の名演の一つとして記憶されるだろう。マタチッチはLP時代にこれ以外のベートーヴェン:交響曲のスタジオ録音はない。SUPRAPHONからの予想外のオファーであったと思われるが、この録音を通じてマタチッチの名声は一気に国際的となった。客演とはいえチェコフィルの分厚い響きを持つ弦楽群を生かした穏やかではあるが圧倒的なパワーを内包した大スケールの「英雄」を完成させた。これはチェコフィルの歴史の中でもさ最高ランクの「英雄」交響曲で間違いない。人を驚かせるような爆演では決してない。淡々とうねる音の波が寄せては返すようにじわじわと魅力というぼやけた明かりをともす。明るすぎないその明かりは聴いた後も心に残り続け、飽きることがない。成功法で積み上げたからこそ、何度聴いても新たな味わいが出て来る演奏である。そういう演奏こそが名演と言われるものなのだと理解される。

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