商品コード:1383-021t[SUPRAPHON] K.アンチェル/ ショスタコーヴィチ:交響曲1番Op.10, 祝典序曲Op.96

[ 1383-021t ] Shostakovich, Czech Philharmonic Orchestra, Karel Ančerl ‎– Symphony No. 1 In F Minor Festive Overture


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商品コード: 1383-021t

作品名:ショスタコーヴィチ:交響曲1番Op.10--1.Allegro Non Troppo--2.Allegro--3.Lento-- | --4. Allegro Molto, 祝典序曲Op.96
演奏者:K.アンチェル指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUAST 50576
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面7時に微かに~極小で3分程度連続する1cmのスレあり
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・ステレオ・オリジナル】---赤/銀SC, 12時にMade in Czechoslovakia, グルーヴガード厚, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:E 373 H B/E 374 J B, 1964年頃の製造(輸出仕様・ステレオ最古)
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・ステレオオリジナル】---見開両面コート中入れ, 小型金STEROシール, ⓅなしⒸ1964, ジャケ裏年号:なし(輸出仕様・ステレオ最古)
トピックス:1964年4月プラハ・芸術家の家(ルドルフィヌム)・ドヴォルザーク・ホールSUPRAPHONスタジオにてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Ingmal Kulham, プロデューサー:Dr.Ladislav Sip, 1964年Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年輸出仕様がSUPRAPHON:SUA 10576/SUAST 50576(当装丁)にて初リリース, 国内仕様:DV 6078/SV 8187, これは輸出仕様のステレオ・オリジナル, アンチェルのショスタコは1/5/7/10番の4曲, 他10番がDGGモノラル録音あり, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:アンチェル/チェコpo.はショスタコーヴィチの交響曲を1/5/7/10番の4曲を入れている。1番は1964年録音で珍しい。この人のショスタコーヴィチは前衛色を抑えた温かみのあるサウンド。'70年代のステレオ録音と一線を画する。非常に人間味豊かな印象を持った。ショスタコーヴィチの曲はもっと無機的にシャープなサウンドの方が合うのだろうか?好みの分かれる所だが、こんな温かみのある演奏でショスタコーヴィチが表現できるとは思わなかった。ショスタコーヴィチの交響曲については、様々な背景やイデオロギーが語られ、演奏にも反映されることが多いのだが、アンチェルはそう言った政治的な事には関心がないようで、純粋に作品としての本質のみを伝えようとしている。アンチェルの演奏にはそのような背景は語らず、余分な雑音をろ過したかのような解釈で展開する。曲の内側にはそういった思いが内包されている点は確かだが、楽譜が語るままにしている演奏である。純粋に楽譜が持つ色彩感が再現された演奏である。単調作品だが悲壮感より美しさが描き出された良さがある。従ってアンチェルは早めのテンポで進める。有名なムラヴィンスキー/レニングラード・フィルハーモニーとは大きく異なる聴きやすさが目立つ演奏といえる。逆に政治的な心情の発露を求めるならばロシア勢、またはバーンスタインのような録音をお薦めする。全体に1960年代らしい重量級のオケであり、そういった点では満足いただけると思う。

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