商品コード:1383-009n[QUALITON] バルトークQt. / モーツァルト:弦楽四重奏曲「ハイドンセット」(全6曲)/14~19番K.387, 421, 428, 458, 464, 465
商品コード: 1383-009n
商品詳細:レコードの値段はレーベルで決まってしまうことがある。もしこのレコードがSXLやASDなら、この2~3倍の値が付いてもおかしくない内容を持っている。しかし人間はとかく外観でものを判断する習慣が付いてしまっているので、この箱と出会っても素通りする人が多い。ウェラーQt.に似たその清々しいアンサンブルは、一度聴いたら忘れられないほどにまさにモーツァルトそのものだ。単売は存在しない。10年前に比べ入荷激減!QUALITONも他の東欧レーベル同様に同時期の西側レーベルとは比較にならないほど音質は良し。知る人ぞ知るモーツァルト:ハイドンセットの超名演!ネットなどで調べてもこの録音は出てこない!バルトーク四重奏団は1957年にフランツ・リスト音楽院の学生によって設立されたコムローシュ四重奏団(1957~1963年)の後継団体である。1963年にアンサンブルはバルトーク四重奏団と改名され、1964年のリエージュ国際弦楽四重奏コンクールで第1位を獲得して最初の大きな成功を収めた。第1Vn:ペーテル・コムローシュ(1957–2017)、第2Vn:シャーンドル・デヴィッチ(1957–1982)、Va:ゲザ・ネメート(1957–)、Vc:ラスロー・メゾー(1957–1960 および 1977–)がコムローシュ四重奏団のメンバーで1963年にバルトーク四重奏団発足時にはVc:カーロイ・ボトヴァイ(1960–1977)に変更された。何といっても1969年から1972年の間に録音したベートーヴェンの弦楽四重奏全集と1971年頃録音したモーツァルト:ハイドンセットの2つの録音集は彼らの代表作であるとともに傑作である。東欧らしい情感に溢れた温かい音色の弦の音が4人均質型の精緻なアンサンブルで奏でる妙味は何時聴いても音楽の神髄を体験させてくれる素晴らしい演奏である。国際的な評価は決して高いとは言えないが、一度聴いたら誰もが忘れられない好印象を持つに違いない、音楽性の高い演奏である。自分の耳が信じられる方はこういう録音に価値を見出すはずである。逆に他人の評価を物差しとする方には出会えない演奏と言えよう!比較的プレスは多くレアではない為、高額とはいえ、そこ迄のものではない。金額と内容を比べれば明らかにお買い得な録音といえる。
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