商品コード:1384-064[CALLIOPE] A.ダルコ(pf) / シャブリエ:Pf曲集Vol.1&2(完結)/10の絵画風小品, ハバネラ 他

[ 1384-064 ] Chabrier - Annie d'Arco ‎– L'Œuvre De Piano


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商品コード: 1384-064

作品名:シャブリエ:Pf曲集-1+2(全2枚)/10の絵画風小品(全10曲), ハバネラ | ブレー・ファンタスク, 即興曲, セポイの行進曲, エール・ド・バレ, 遺作の5つの小品(全5曲), カプリッチョ
演奏者:A.ダルコ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CALLIOPE
レコード番号:CAL 1828-9
M/S:ステレオ, stereo, (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S : Grand Prix de disque Academie Charles Cros金シール付き
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ】---アズキ/白竪琴土手, 9時にMade in France, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:CAL 1828 LPL 4040 1Y DU 380 CIDIS/CAL 1828 LPL 4040 2Y 380 CIDIS・CAL 1829 LPL 4041 1Y DU 380 CIDIS/CAL 1829 LPL 4041 2Y DU 380 CIDIS, 1974年頃の製造分・仏PHILIPSプレス(最古), 灰/黒竪琴レーベル存在する可能性あり
ジャケット:【フランスでのオリジナル・タイプ】---見開両面コートW・長いベロ付き, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(Wジャケット最古)
トピックス:1974年6月パリでのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1974年Arpègeによりコピーライト登録・同年CAL 1828-9(当装丁)で初リリース, CAL 1828とCAL 1829のバラも存在する, このWジャケットと同時発売, アニー・ダルコはCALLIOPEレーベルの看板ピアニスト, CALLIOPE以前にもERATOなどに録音がある, CALLIOPEにはA.ナヴァラ(vc)とのデュオもある, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, 名録音技師Georges Kisselhoffが手掛けた優秀録音・オーディオファイル!シャブリエのピアノ作品もまとまって行った録音は少なくこれが決定盤, CALLIOPEの中では比較的プレスが多い為安価!CALLIOPEのプレスは同時期に2種以上ありIPG系/MPOプレスが灰/黒竪琴浅レーベルでアズキ/白竪琴レーベルがERATO/PHILIPSプレスと大別される, 厳密な順番があるか不明だが一応灰/黒竪琴浅レーベルが初期と考えられる(100%ではない)・何方か片方のみのプレスの場合と2~3種混在する番号がありプレスの順序付けは難しいのが実情, 黒竪琴浅レーベルにも数種あり, これは自社特約工場を持たないため起こる現象でジャケットも同様・その為レーベル/ジャケットとも全てオリジナル・タイプとする, CALLIOPEはフランス・マイナーレーベルの中でも特に高音質録音で知られるレーベル

商品詳細:A.ダルコと言えば実に息の長い女性ピアニスト。'50年代より活躍を続けていたが、'70年代CALLIOPEでの数点の録音は、彼女がその独自の世界観を完成させて、花開いた時期と言えよう。シャブリエと言えばM.メイエルがまず頭に浮かぶが、ステレオではこの一枚が決定的に良い。フランスのエスプリを見事に音で表現し、花が匂い立つような妖しさもある。音質も文句なく良い。見開きジャケとバラ2枚の2種存在。どちらも盤は同じ。有名な牧歌(Idylle)は10の絵画風小品の第6曲で、このLPではA面最後に配置されている。かのタリアフェロもERATOに入れた人気の小品集に1曲忍ばせている。10曲通しで聴くことによりシャブリエの作曲した時点の心象風景が感じられれば幸いである。アニー・ダルコは持前の丁寧な演奏で独善に陥ることなく個性をやや抑えた説得力をもってキチンと描いている。テンポも良い。CAL 1828は前半のVol.1で連番のCAL 1829がVol.2となる。そこにはブレー・ファンタスク,即興曲,セポイの行進曲,エール・ド・バレ,遺作の5つの小品,カプリッチョが入る。2枚で揃うことでシャブリエのピアノ作品の殆どを聴くことができる。アニー・ダルコ( 1920- 1998)はフランス・マルセイユの生まれ。地元でアラン・マリオンの母親からピアノの指導を受ける。14歳の時にパリ音楽院に入学してマルグリット・ロンの下で研鑽を積み、1938年にプルミエ・プリを得た。しかし、第二次世界大戦の勃発により思うような演奏活動はできず、終戦後の1946年にジュネーヴ国際音楽コンクールのピアノ部門で2位入賞を飾って頭角を現した。アンドレ・ナヴァラなど大物ソリストの共演者としても度々マイナーレーベルに登場してきた。ソロ録音も多く、1950年代からL'OISEAU LYRE、ERATO、REM、APPROCHE、CLASSIC、SFP、PHILIPS、Pathé-とメジャーレーベル、マイナーレーベルに多くの室内楽、ソロ録音を残している重要なポジションを持つピアニストである。CALLIOPEでのサン・サーンスの全集録音では全てに参加しており、特にアンドレ・ナヴァラとはCALLIOPEで大半の曲を共演している。CALLIOPEはシャブリエ・ピアノ作品集を完全にアニー・ダルコに任せており、彼女のシャブリエ解釈への信頼の大きさを見せつけた。

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