商品コード:1384-043n[MELODIYA] M.ルボツキー(vn)/ ブラームス:Vnソナタ1~3番, F.A.E.ソナタ~スケルツォ

[ 1384-043n ] Brahms - Mark Lubotsky, Lyubov Yedlina ‎– Three Sonatas For Violin And Piano -F.A.E.Sonata.~ Scherzo


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商品コード: 1384-043n

作品名:ブラームス:Vnソナタ集(全3曲)/F.A.E.ソナタ~第3楽章スケルツォ, Vnソナタ1番 ト長調Op.78「雨の歌」 | Vnソナタ2番 イ長調 Op.100, Vnソナタ3番 ニ短調 Op.108,
演奏者:M.ルボツキー(vn)L.エドリーナ(pf)
プレス国:旧ソ連, Russia
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 03007-10
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での第2版世代】---ピンク/黒SL(シングルレター), 外周1.5cmの盛上り, グルーヴガード厚, ГОСТ 5289-なし, TУ-43.10.1.74, スタンパー/マトリクス:33CM 03007 3-1 1/33CM 03008 3-1 2・33CM 03009 3-3 3/33CM 03010 3-1 4, 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, 1970年代のスタンパーによる1975年頃の製造分, プレ・メロディア存在せず, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作
ジャケット:【旧ソ連での第2版世代】--見開両面コートW(オールユニオン), Ⓒなし, 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, ジャケット裏年号:Apt.なし Зак.なし
トピックス:1971年又はそれ以前の旧ソ連でのステレオ録音, 録音技師:Yuri Kokzhayan, プロデューサー:不明, 1971年MELODIYA:CM 03007-10(DLレーベル世代・紙ペラWジャケット入り)にて初リリース→1975年頃SLレーベル・コートWジャケット入り(当アイテム)--と変遷する, 当社ではDL(ダブルレター)レーベルの入荷は1度だけの希少プレス(盤質7/6だった), 1番の始まりは第1面3/2のところからになる, 先頭はF.A.E.ソナタ~第3楽章スケルツォ(ジャケットのタイトルに記載なし), 目から鱗の新鮮な解釈・第一級の演奏!, 演奏:★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:ルボツキーとしては晩年の録音だが、このブラームスは特別声を大きくして推薦したい。おそらく今までのこの曲の観念を覆す程の穏やかな演奏。非常にゆっくりしたテンポで始まる1番。一音一音愛しむように弾かれたのを聴き、これこそ"雨の歌"という曲想にぴったりくるのではないかと感じた。フォルテも強く鳴らさず、優しい雨を暖かい部屋から窓越しに見ている情景をイメージした。他の録音を聴く気がしなくなる。有名な演奏家の録音が全てではないという見本のような録音! この演奏をブラームスのトップとしておかしくない。ピアニストのリュバ・エドリナはボロディン四重奏団のリーダーで第1Vnのロスティスラフ・ドゥビンスキーの妻である。マーク・ルボツキー(1931 - 2021)は旧ソ連のレニングラード生まれ。1938年、7歳でモスクワ中央音楽学校でヴァイオリンを学び始めた。その後、モスクワ音楽院に進学し、アブラム・ヤンポリスキーやダヴィド・オイストラフに師事した。1951年、ベルリンで開催された世界青年学生フェスティバルで入賞。1956年ザルツブルク国際コンクールで入賞した。 1958年にはモスクワでチャイコフスキー国際コンクールに出場し4位に入賞した。後にモスクワのグネーシン音楽院で教師を務めた。ルボツキーは1970年頃から海外に渡航できるようになり同年の夏に渡英し、ブリテン自身の指揮のもと、ブリテン:ヴァイオリン協奏曲の録音を行っている。ルボツキーは1976年にオランダに移住し、アムステルダムのスウェーリンク音楽院とロッテルダム音楽院で教鞭を執った。その後ドイツに移住し、ハンブルク音楽演劇大学で教鞭を執った。ルボツキーはハンブルクで亡くなった。アルフレート・シュニトケの音楽の擁護者であり、シュニトケは自身の作品のいくつかをルボツキーに献呈している。ヴァイオリン奏者のエリザベス・ウィルソンは2021年頃マーク・ルボツキーの回想録を出版した。エリザベス・ウィルソンは1960年代後半、音楽院の学生であったが、ルボツキーのロンドン公演やアムステルダム公演に助手として参加している。米国でもコンサートツアーを行っている。1963年にモスクワでシュニトケのヴァイオリン協奏曲第1番を初演した後、シュニトケとブリテン作品の擁護者となった。有名なヴァイオリン奏者ではなかったが、2000年頃初めて聴いたブラームス:Vnソナタ集には心底驚かされた。これほど穏やかで優しい演奏は聴いた事が無かったからである。名演といわれる大家の演奏に納得できない方にはこれが答えとなるだろう!

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