商品コード:1384-031[Concert Hall] V.ペルルミュテール(pf) / ショパン:14のワルツ(全14曲/完結)

[ 1384-031 ] Vlado Perlemuter / Chopin ‎- Les Valses De Chopin


通常価格:¥ 3,850 (税込)

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商品コード: 1384-031

作品名:ショパン:14のワルツ/第5番変イ長調op.42, 第7番嬰ハ短調op.64-2, 第8番変イ長調op.64-3, 第1番変ホ長調op.18「華麗なる大円舞曲」, 第9番変イ長調op.69-1「別れのワルツ」, 第4番ヘ長調op.34-3 | 第13番変ニ長調op.70-3, 第3番イ短調op.34-2, 第14番ホ短調遺作, 第10番ロ短調op.69-2, 第11番変ト長調op.70-1, 第12番ヘ短調op.70-2, 第6番変ニ長調op.64-1「小犬のワルツ」, 第2番変イ長調op.34-1
演奏者:V.ペルルミュテール(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Concert Hall
レコード番号:M 2337
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---濃緑/銀浅内溝, グルーヴガード厚手, 工場:Pathé Marconi, Chatou, 仏語表記・仏語圏流通分, スタンパー/マトリクス:M 2337 1-21/M 2337 Ⅱ-21, 1965年頃の製造分・3種並存のPathéプレス(フランス・モノラル最古)
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---折返両面コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランス・モノラル最古)
トピックス:1962年10月スイス・ジュネーヴでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1965年Concert Hall Society, Inc.グループによりコピーライト登録, フランスでは1965年頃Guilde Internationale Du Disqueからモノラル:M 2337(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SMS 2337(赤/銀レーベル・グルーヴガード厚手盤・当デザイン・ジャケット入り)にて初リリース(希少), 英国では英Concert Hall:AM 2337/SMSA 2337にて初リリース, ドイツでは独Concert Hall:M 2337/SMS 2337, ステレオは存在するが特にフランスでは非常に希少!モノラルはプレスが多いので安価だが内容は第一級!V.ペルルミュテール(pf)は1960年から1962年にConcert Hallレーベルにまとまった録音がある, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ヴラド・ペルルミュテール(1904-2002)はポーランド系ユダヤ人として当時ロシア帝国領のコヴノ(コブノ)、現在はリトアニア領のカウナスに生まれる。郷土の先輩モーリッツ・モシュコフスキーに師事した。13歳でパリ音楽院に入学し、コルトーに師事。1925年から1927年頃、ラヴェルの目前にて、ラヴェルが作曲したピアノ曲ほとんど全てを弾いた。ペルルミュテールは「ラヴェル弾き」と言われる由縁である。フランス音楽とショパンを主要レパートリーとするソリストとして半世紀近くにも及ぶ世界的なキャリアを誇る一方、母校の教授を長年に亘って務め、彼に学んだ日本人演奏家も多数存在する。しかし、このピアニストを語る上で第一に挙げるべきは、やはりラヴェルとの出会いだった。20歳そこそこだったペルルミュテールを「小さな真珠」と呼び、その才能を愛した大作曲家から2年に亘ってレッスンを受け、そのピアノ作品の奏法を授けられたことが、このピアニストを比類のないラヴェルのスペシャリストに育て上げたという。ペルルミュテールのラヴェルのスペシャリストとしての地位は不動であり、1950年代(モノラル)と1970年代(ステレオ)の2度にわたり、ラヴェルの全ピアノ曲をレコーディングしている(前者は2曲の協奏曲も含む)。音楽之友社から出版されているラヴェルのピアノ曲集は、ペルルミュテール自身が校訂したものを採用している。ラヴェル以外ではショパンを得意とした。しかし最初の契約レーベルであるVOXでは殆どショパンの録音がない。当時のVOXにはノヴァエス等のショパン弾きがいたからだろう。1950年代後期にはVOXとの契約が解除されたようである。大物音楽家の進退の動向を常に調査していたコンサート・ホールはペルルミュテールにオファーを申し出たと思われる。こうしてショパンの録音が出来なかった本人と大物をカタログに乗せたいコンサート・ホールの利害が一致して、ペルルミュテールはショパン作品を中心にコンサート・ホールに5-6点のLPを1960年から1962年に掛けて録音している。ペルルミュテールは後の1980年代に英国Nimbusでもショパンを録音しているが音質の安定した1960年代録音のショパンはコンサート・ホールにしかないというアドバンテージを持った。VOX時代のLPはどれも高額であり、安価に聴けるコンサート・ホール盤は一度は聴いてみるべきだろう。この時期のショパンはどこまでも優美であり洗練の極致を感じる。コルトーに鍛えられた洒落た節回しと、聴く者を引き込む抑えたタッチは、いつ聴いても飽きることのない完成美を湛えている。チープレーベルとして知られるコンサート・ホールではあるが、こうしてパワフルな営業力で大物を次々と取り入れた戦略で世界最大のレコ―ド会社になった。プレスが多い為価格は安いが、内容は素晴らしいのもが多い。プレスと内容を選ぶことで安価だが充実したコレクションが出来上がる優れたレーベルである。

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