商品コード:1384-021n[SUPRAPHON] 石川静(vn)/ パガニーニ:Vn協奏曲1番Op.6, スラヴィーク:Vn協奏曲2番(デデチェク編)
商品コード: 1384-021n
商品詳細:1972年第6回ヴィエニャフスキ国際Vnコンクールにて2位入賞。彼女の公式な商業用録音は、Supraphon。過去にも4種の録音を確認しており、これはSUPRAPHONの最初の録音と思われる(1975年)。パガニーニとチェコの作品の2本立て。確かに海外の音楽家と肩を並べる実力があるようだ。ダイナミックな技術を武器にする曲ではあるが、彼女は日本人的奥ゆかしさをそっとしのばせて、独自の世界を覗かせる。パガニーニは力だけで勝負する曲ではないとでも言いたげだ。石川静(1954-)は東京都生まれ。4歳からヴァイオリンを始め、鈴木鎮一に師事し、その後、鷲見三郎に師事する。小学校6年生の1966年、コンクール東京大会、全国大会で第1位を受賞した。14歳の時、プラハの国際ラジオ・コンクールで優勝。中学校を卒業した1970年、東京芸術大学の客員教授であったマリエ・ホロニョヴァの勧めでチェコスロバキアに留学し、プラハ音楽芸術アカデミーで学んだ。1972年、第6回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位を受賞。その後は1976年エリザベート王妃国際音楽コンクールで第5位。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとしてデビュー。プラハに在住、ヨーロッパ、日本で演奏活動を行っている。エリザベート音楽大学客員教授。10点近い録音をSUPRAPHONから出している。'97年からは、プラハを本拠とするクーベリック・トリオの一員として室内楽にも積極的に取り組んでいる。また、多忙な演奏活動の合間を縫ってプラハの春国際コンクールや、日本音楽コンクールの審査員も務めている。今なお現役としてチェコ、西欧、日本で積極的な活動をしている誇るべき日本人ソリスト。まず蒸留水のような純度の高い音色が魅力。日本的感性も交え、欧州勢のような力で押すだけでない個性に、近年欧米でも人気が高まっている。石川静はチェコでは名誉市民のような扱いを受けている最も知られた日本人である。
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