商品コード:1384-016n[SUPRAPHON] A.ナヴァラ(vc)/ シューマン:Vc協奏曲Op.129, ブロッホ:狂詩曲「シェロモ」B. 39

[ 1384-016n ] Schumann, Bloch, Andre Navarra, Czech Philharmonic Orchestra Conductor: Karel Ancerl


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商品コード: 1384-016n

作品名:シューマン:Vc協奏曲Op.129 | ブロッホ:Vcと管弦楽のための狂詩曲「シェロモ」B. 39
演奏者:A.ナヴァラ(vc)K.アンチェル指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUAST 50581
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のステレオ・オリジナル】---赤/銀SC逆内溝, 12時にMade in Czechoslovakia, グルーヴガード厚 , (P)なし, マトリクス/スタンパー:E 342 P A/E 341 K B, 1964年製造分(ステレオ最古)
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅなしⒸ1964(ステレオ最古)
トピックス:1964年2月9日プラハ・芸術家の家(ルドルフィヌム)SUPRAPHONスタジオにてモノラル/ステレオ録音(1964年11月7-9日説あり), 録音技師:ing.Kulhan, プロデューサー:Miloslav Kuba, ライナーノーツ:Ludmila Vrkocova, 1964年頃Supraphon A. S.によりコピーライト登録・同年SUPRAPHONから輸出仕様がSUPRAPHON:SUA 10581/SUAST 50581(当装丁)にて初リリース, 同年国内仕様:国内仕様:DV 6190/SV 8302(未入荷・詳細不明)にて初リリース, これはナヴァラ2回目のチェコ録音, 初回録音はモノラルで1951年に仏COLUMBIA:FC 1006(10")・A.クリュイタンス指揮コンセール・コロンヌo.との旧モノラル録音あり, これは1964年の2回目録音

商品詳細:1951年の仏Columbiaから始まって、まるで渡世人のようにチェロ一本引っさげて、様々なレーベルに録音が少しずつあるナヴァラ。これだけの巨匠でありながら、稀である。まるで、包丁一本携えて流れ歩く板前のようなイメージを抱いてしまう。しかし、その腕前は、何人をも唸らせる凄い演奏家。粘りのある重い音は、どのレーベルでも健在で、ファンは多い。フルニエとはまた異なる優雅さと、ドスの効いた力量。このシューマンも、耳を奪われる。アンドレ・ナヴァラ(1911-1988)はフランス・ピレネー生まれの古いチェロ奏者。9歳でトゥールーズ音楽院に入学し、13歳で首席卒業。その後パリ音楽院に進学し、チェロをジュール・ローブに、室内楽をシャルル・トゥルヌミールに師事。2年後の1926年に15歳で首席卒業。1929年にクレトリー弦楽四重奏団に加わる。また、ピアニストのジョセフ・ベンヴェヌーティ、ヴァイオリニストのルネ・ベネデッティと共に「B.B.N.トリオ」を結成。1931年にソリストとしてデビューした。1933年にはパリ・オペラ座管弦楽団の首席チェリストとなり、ワルター・ストラーラムやアルトゥーロ・トスカニーニ、ブルーノ・ワルター、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの指揮で演奏する。1937年にウィーン国際チェロ・コンクールで優勝し、ソリストとして、パドルー管弦楽団やラムルー管弦楽団と共演を果たす。その後はフランス国立放送管弦楽団の最初の演奏会に加わり、オーストリアやポーランド、イタリアに客演した。1949年にフルニエの後任としてパリ音楽院の教授に就任、1952年にシエーナのキジアーナ音楽院で夏季講習会を開始する。1959年よりソリストとして録音も開始し、2度グランプリ・デュ・ディスク賞を獲得する。1965年に最初の米国遠征を実行し、指揮者シャルル・ミュンシュと共演する。1967年にデトモルト音楽高等学校の教授に就任、1968年から1970年までロンドン王立音楽院でも教鞭を執る。1951年にクリュイタンスと入れたシューマンの旧録音は完璧な名演で知られる。シューマンのVc協を語る上で、避けて通れない一つの壁のような演奏といえる。これはナヴァラの2回目チェコ録音となる。SUPRAPHONでは特にオーケストラ作品のドイツ系レパートリーは西側の演奏家に客演してもらうシステムをとっていた。ナヴァラはフランスを代表するチェリストであったが、戦後の録音活動の多くを 東欧(とくにチェコ)や旧ソ連圏のオーケストラ と行っている。彼はSUPRAPHONと関係が深く、1953–1966 年にプラハで度々録音を行っていた。シューマン:Vc協奏曲は特にナヴァラの得意曲であることから、K.アンチェル指揮チェコpo.との共演で西側ソリストのチェコ録音として企画されたと推測できる。チェコにもフッフロやサードロのようなチェロ奏者がいたが、国際的な所見からこのメンバーに決まったと思われる。SUPRAPHONでは既にB.ヘラン(vc)V.スメターチェク指揮プラハso.のシューマン:Vc協奏曲があったがモノラル録音であり、初のステレオによる録音となった。ナヴァラの豊かな表情で語られる演奏は魅了的である。B面の「シェロモ」は初録音となり、新譜としての強い訴求力を持ったLPとなった。

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